こんにちは。


以前少しだけ書きました(以前の記事はこちら )が、


よく、

  • 健康になって幸せになりましょう
  • 肩凝りを治して幸せに…
  • ダイエットしてきれいになって幸せに…
  • 美肌になって幸せに…
  • お悩みを解決して幸せに…

といった趣旨のテレビやら、雑誌やら、こういうことをおっしゃっている美容・健康関係のお仕事に関わっている方をお見かけしますが、これってどうなんでしょう??


少なくとも私は「健康(キレイ、悩みがない状態など)になれば幸せになれる」とは決して思いません。


余命1ヵ月でも充実した人生を送っていらっしゃる方、五体満足でなくても幸せな方はたくさんいらっしゃいます。


逆に超健康体でも、幸せを感じていない方もいらっしゃいます。



問題がないことと幸せであることに因果関係は特にないかと思います。


でも、「健康になりたい」「悩みをなくしたい」と願って行動していく中で「幸せとは何か」を考え、学ぶことはできると思います。


健康である方が、幸せになるための行動がしやすい、ということはあるかもしれません。


また、「健康になりたい」「悩みをなくしたい」という気持ちが、幸せを追求するきっかけになることも多々あると思います。


私も元々は「姿勢をよくしたい」「肩凝りを治したい」というようなところからヨガをはじめました。確かに姿勢が良くなると気分も良くなりますし、肩が軽くなればスッキリします。でもこれは一時的、断片的なもの。


こういう断片的な幸せと「自分にとっての本質的な幸せ」とは無関係です。


幸せは誰かに与えられるものではなく、自分で気づくものです。


私たち、周りの人間にできることは、相手の方が自分で自分の幸せに気づけるように、応援することです。


ものすごく上から目線ですが、美容・健康関係のサービスを提供する人が、これを理解していないのかなぁ?と思うことが多々あり、とても残念に思います。

  • 健康になればよい
  • 肩凝りを治せばよい
  • 痩せればよい

こういうことを考えている限り、サービスを提供する側は「常に結果を出さなければ」という恐怖に追い立てられながらお仕事をすることになるでしょう。


そんな人からサービスを受け取りたいとは、私は思わないなぁ…。


だって、この人、幸せそうではないから。