こんにちは。
このたび、某中学校の家庭教育学級の講師をさせていただくことになりました。
「家庭教育学級」とは“親の学びの場”のことです。幼稚園や小学校、中学校など拠点として、親同士が学習したいことを自ら企画し、計画的・継続的に活動を行っていくものです。区や市などの自治体が後押しをしている場合が多いかと思います。
私がお話をいただいたところの場合は、
PTAの委員さんが企画を立てる
↓
区の生涯学習課に申請
↓
講師を探して依頼
↓
準備&実施
↓
区に報告
という流れになっていて、費用は区が負担しています。
ということで、僭越ながら中学生の保護者の方々向けに「心と体」について、お話をさせていただきます。
実はこの企画、昨年末にもやらせていただいた
のですが、意外と好評だったようで、今回は第2弾となります。
前回の経験&反省を生かして、より良い学びの場をつくりたいと思っています。
前回は、とりあえず
- 「心と体がつながっている」ということを「体感」する
- 自分の身体が今、どういう状態にあるのかを感じる
- 身体を大切にする方法を学ぶ
といったことを軸にお話&簡単なエクササイズ、マッサージをご紹介させていただきました。
また、前回は受験シーズンまっただ中だったので、「本番でリラックスできる呼吸法」なども軽くご紹介させていただきました。
前回、参加者のみなさまのお話を聴かせていただいた中でとても印象深かったのは、みなさんが
「自分の身体を鍛えよう!」
「自分の身体はココがダメで…」
「○○が痛くて…」
と言うようなことは日々感じていても、
「自分の身体を大切にしよう」
「自分の身体を愛そう」
と思って生活している方がいらっしゃらなかったことです。
また、お子様の身体についても「鍛えよう」「柔らかくしよう」という意識はあっても「大切にしよう」「愛しもう」という感覚はお持ちではなかったようでした。
思い起こせば、私もそうだったなぁと思います。
私もヨガをきちんと学ぶようになるまで「自分の身体は欠陥品だから、何とか良いものに変えなくては!」とずっと思っていました。これ、なんだか少し悲しいです。
でも本当は違います。
私たちの身体(もちろん心もですが)は完璧、天から授かった最高のプレゼントです。だからプレゼントをいただいたことに感謝し、味わい尽くすことを考えればよいのです。
そのために、体に愛着を持つこと、丁寧にお手入れをすること、時には厳しく、時には優しく接する方法を学ぶ必要があるのです。
身体を整えること=自分の身体にダメ出しをすることではありません。
また、身体のあちこちにガタがきたり、思い通りに動かせないということは、お手入れをせずに長く使っていれば当然起こることで、体そのものに欠陥があるからではないのです。
多少納得のいかないことがあっても、心を込めてお手入れをすることに意味があります。
洗いっぱなしでアイロンをかけたことのないハンカチよりも、多少古びていても、毎回丁寧に洗って、心を込めてアイロンをかけている使い込んだハンカチの方が、愛おしく思える方も多いです。
「自分の身体を愛せない」という人でも、「お手入れをしているうちに愛着がわく」ということが、きっとあるはずです。
ということで、前回の感触を踏まえて、今回は
「身体を大切にする=自分を大切にする」
ということをメインでお伝えしたいと思っています。
「ダメだから変える」のではなくて、「大切なものだから愛情を持って接する」ということを、中学生の保護者のみなさまにお伝えすることで、子どもたちにも「自分を大切にする」ということをお伝えできたらと願っています。
また、前回は参加者のみなさまからご意見、ご感想を書いていただくことをすっかり忘れてしまいました。今回はきちんとアンケートを用意して、みなさまとシェアできるようにしたいと思っています。
★ヨガのインストラクターとしての活動のほかに、セミナーや家庭教育学級の講師としての活動も行っています。ご興味がおありの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
アメブロのメッセージからでもメール(yuki1118yuki@yahoo.co.jp )でも結構です。