おはようございます。


このところずっと、震災の被災者の方々に、不用意なリポーターの方が「頑張ってくださいね!」と声掛けをしているのを聞きながら、何となく違和感を感じていましたが、連休中に違和感の原因がはっきりわかりました。


めざましテレビで「震災にあった被災者の心に響いた歌NO.1」ということでドリカムの「何度でも」が紹介されていて、ドリカムの中村っちが曲のエピソードをコメントしていました。


この曲はドラマ「救命病棟24時」の主題歌で、ドラマでは「首都圏で大震災が起きたら」ということがテーマになっています。


中村さんがおっしゃるには、被災者の方々に何を伝えたいかを考えたときに、吉田美和さんが「もう限界ぎりぎりまで頑張っている人に、“頑張って!”と声掛けしてはいけない」というところにものすご~くこだわっていて、結果、こういう歌詞になった、ということだそうです。


「そうそう!」と思いながら、テレビに向かって大きくうなずいてしまいました。


私も以前、受験生だった娘についうっかり「頑張ってね!」と言ってしまったら、娘に「もう頑張ってるよ!ふざけるな!」と言われたことがあります(汗


思い起こせば私も、何かにつけて「頑張れ!」という母や父に辟易していた記憶があります。


あと一歩で心の糸が切れそう、というところまで頑張っている人にとっては、こういう言葉はキツイのだろうと思います。


ドリカムさすが、かっこいいです。