おはようございます。


昨日の記事 の補足です。


昨日は

  • あなたのお役に立ちますよ。
  • あなたのために○○します!

という感覚は、実は上から目線で、押し付けがましく、おこがましいことであり、子育て中に子どもに対してこういう感覚に陥りやすいので、一緒に気をつけましょう!というお話をさせていただきました。


これと同様に、今、被災者の方々に同様の気持ちを向けると、とんでもないことが起こると思います。


「人に感謝されたい」は、「人様の気持ちを自分に感謝の気持ちが芽生えるように変えてやる!」という気持ちと同じです。


また、あなたのお役に…ではなく、あなたのために…ではなく、あくまでも「自分のためにやったんだ」と言えるだけの覚悟を持って、行動を起こしてほしいと願っています。結果的に人様のお役に立つか立たないかは、相手の方のご判断です。自分で相手の気持ちを決めては絶対にいけません。


「返事をくれくれ!と言ってメール送る」ということは本来はNGです。返事が欲しい気持ちは伝える方が素直ですが、返事を強要してはならないのです。


主語はいつも自分であるべきです。


以下は阪神淡路大震災で、この屈辱を受けた方のブログです。震災後に糸井重里さんがTwitterで紹介して、有名になった記事です。「人に感謝されたい病」にかからないように、身の程をわきまえた人でありたいと、私も改めて思いました。ぜひご一読ください。

http://xdl.jp/diary/?date=20110313