おはようございます。
ちょっと古いお話なのですが、私の大好きなお話なのでみなさんと分かち合いたいと思います。
NHKで「ようこそ先輩」という番組があるのですが、私の大好きな杉山愛さんが登場した回のお話です。とても感動したのを今でもはっきり覚えています。
概要はこちらをご覧ください。↓↓↓
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives341.html
簡単にあらすじをご紹介します。
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「著名人が自分の母校に帰って、“先生”として自由に授業をする」という企画。杉山愛さんの場合は当然「テニス」を題材にしています。
どんなことをしていたかというと…
子どもたちに「チーム対抗サーブ合戦」的なものをさせながら「することを楽しむ」ということの大切さを伝えるという内容。ルールは「クラスを数人ずつのチームに分けて、たくさんサーブが入ったチームが勝ち」という至って簡単なもの。
杉山さんはにこにこしながら楽しそうにルールと最低限のサーブの打ち方=ラケットの面にボールを当てる=ということだけを伝えて、後は一切教えないんです。子どもたちが練習しだすと少し離れたところからずっと見守っていて、応援しているだけです。本当にほとんど教えない。でも、子どもたちもだんだん慣れてきてそれなりにサーブが入るようになってきました。
すると杉山さんは子どもたちに「本番での目標設定(何本入るか」をさせ、紙に書かせてその日はおしまい。翌日にサーブ合戦本番です。
本番になって子どもたちはどうなったかというと…
みんな、プレッシャーに押しつぶされて、散々の結果に!ここでいよいよ杉山さん登場!!と思って見ていたら、杉山さんは子どもたちを教室に集めて言いました。
「サーブが思ったように入らなかったのはどうしてだと思う???」
杉山さんは自分から答えは言いません。すると子どもたちから発言がチラホラとでてきます。
「緊張しちゃって…」
「入れなきゃと思って…」
「他の人と比べてしまって…」などなど。
すると、杉山さんはお説教や説明は一切しないで、自分の経験を語り始めました。
「私もみんなと全く同じだった!」
そして、同じように苦しんで、いろいろ考えたり、経験を重ねながら「試合をできることに感謝して楽しむ」という境地に至った、というお話をされました。そして「遊戯三昧」(ゆげざんまい)という言葉に「出会った」そうです。
「遊戯三昧」の意味は、「楽しいことをする」のではなくて「することを楽しむ」
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とまあ、こんな内容でした。
ちなみにヨガの目指すところは「今、ここにいることに感謝して楽しむこと」全く同じです!!
それ以来、杉山さんの好きな言葉は「遊戯三昧」になったそうです。私の好きな言葉もそれ以来「遊戯三昧」になったことは言うまでもありません。
この辺のことを紹介している記事を見つけたので、よかったらこちら もご覧ください。ネットで「遊戯三昧」で検索をかけてみると、このお話を紹介している方がたくさんいらっしゃいました。みなさん、私と同じように感動したのかなぁと思うと、とても嬉しく、ワクワクします。どんなに大変なことがあっても、こうやって「本質に出会い感動する力」は決してなくならないと信じたいです。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。