こんにちは。
昨日ブログを読んでくださったか方かたこんな質問をいただきました。
マタニティヨガに興味があるんですが、お家でも簡単にできますか?
実はこの質問をされることが多いので、ここでシェアしたいと思います。
多分、インストラクターさんによっても意見が分かれると思うので、あくまでも「私個人の意見」ということで、受け止めていただけるとありがたいです。
また、体を動かさないヨガもたくさんあるのですが、話がややこしくなるので、とりあえず「体を動かすヨガ」ということでお話します。
まず、大前提として安定期以降の経過が順調な妊婦さんであることが絶対条件です。お家でやるからといって、安定期に入っていないうちから体を派手に動かさないように気を付けてくださいね。
ここから、本題ですが、マタニティヨガに限らず、ヨガは「極力、指導者に直接習うこと」をお勧めします。
私のところにも「DVDや本を観てやったことがある」という方がよくいらっしゃいますが、実際にレッスンを受けてみると「DVDや本とは100%違う!」と全員が言います。
良いヨガ本には「指導者に直接習いましょう!」と大抵書いてあります。ちなみに、入門書としてお勧めのこの本→ヨガが丸ごとわかる本 のQ&Aには「先生に習った方がいい?」の質問に「100%YES」と答えています。
なぜか?というと…子育てと同じなのですが「周りの愛情&導きがないと人は育たないから」です。
初めのうちは特に、「自分が何をしているのかが自分ではわからない」「思った通りにできない」という気持ちになりやすいです。まっすぐ立っているつもりでもそうではない(ほとんどの人が左右&前後に傾いています)、腕を伸ばしたつもりが、実は伸ばしすぎ(過伸展)だった…ということがたくさんあります。
そして、不安になったり、やる気が引っ込んでしまったりしやすいです。
こういう状態になっても穏やかな気持ちを保てるように練習するためには、周りの人の温かくて絶対的な愛情が絶対に必要です。
また、独学では「“自分が何をしているのが自分で認識できていない”ということに気が付かない」ということになりやすいです。「鏡に映っている自分」は「鏡の前で取り繕っている自分」であって、本当の自分ではありません。
自分の状態を知るには周りの人の客観的な目が必要です。
また、マタニティヨガの場合は特に信頼できる指導者が必要です。妊婦さんはどうしても「赤ちゃんのために!」という気持ちが強すぎて、頑張りすぎの状態になりやすいように思います。そういうときは自分が無理をしていることに、自分で気が付いていないことが多いのです。そこに自分で気づくためのヒントをお伝えできるのは、近くにいる指導者です。
他にも色々理由はありますが、とにかく、極力指導者に習うことをおススメします。
本やDVDは家で練習をするときの復習用として活用していただければと思います。特に本はレッスンで学んだことを深めるために役立ちます。
ヨガに興味があるけれどやったことがないという方は、ぜひ、いきなり直接習いに行ってください!そして、DVDでしかやったことがない、という方もぜひ一度直接レッスン受けてみてください。
都内にお住まいの方はぜひ私のところにも遊びにいらしてくださいませ。