こんにちは。


突然ですがみなさんに質問です。


「良いお産」とは、「良い出産」とはどんな出産でしょうか?「安産」ってなんでしょう?


みなさんはどう思われますか??????


いきなり聞かれても…と思うかもしれませんが、とりあえず考えてみてください。


マタニティヨガのクラスでよく「自己紹介」をしていただくことがあるのですが、一人がこういうとほぼ間違いなく全員が頷きます。


「良いお産がしたくて、マタニティヨガのクラスに参加しました!」


こういうとき、私はよくこう言います。


「じゃあみなさんは、良いお産ってどういうお産だと思います???」




すると、大抵こういう答えが返ってきます。


「自然分娩で、できれば会陰切開をしないで、なるべく短い時間で出産で…」


なるほどなぁと思いました。私もマタニティヨガのクラスを担当させていただいたばかりのころは同じことを考えていました。


「自然分娩しやすいように呼吸法をお伝えしなくっちゃ」

「会陰切開をしなくていいように骨盤底筋群を鍛えなきゃ」


というような…


そして私自身は骨盤の厚みがあまりなくて、赤ちゃんの頭が出ない「児頭骨盤不適合」という状態だったので2人の娘を帝王切開で出産したのですが、そういったことを、クラスで言ってはいけないのかな???帝王切開って安産ではないのかしら?


でも、実際にクラスを進めていくと、最初に考えていたようなことはどこかへ行ってしまいます。それどころかレッスン中に感動して涙が止まらなくなりそうになったりすることが今でもよくあります。


それはなぜか?というと、


妊婦さんがキレイだからです。


最初は緊張していたママや、レッスン中に頑張っていたママでも、最後の方になるとだんだん心や体がゆるんできます。そしてお休みの時間や瞑想の時間になると、す~~~~~っと「ママの顔」になります。ちょっと緊張気味で固そうに見えたお腹も、本来の弾力を取り戻してふっくらやわらか~い感じになってきます。


緊張が強いママでもお腹に手をあてて、赤ちゃんの存在を感じていただくようにすると、大抵みんな同じような「ママの顔」になります。


それはそれは美しい光景です。


そして、こういう光景を毎回見せていただくたびにさすがの私も気が付きました。命の誕生=出産はジャッジしてはいけないものなんだなぁということに。そして同じように人の命についてジャッジをしてはいけない、ということに。


良い、悪いとか、うまい、下手、といったレベルよりもっとずっと高いところに人の価値はあるのだということを私は妊婦さんたちから教えていただきました。


でも自分の姿は自分では見ることができないので、「自分が美しい」ということに気が付いていない方もたくさんいます。とてももったいないことだと思います。


たくさんの「安産情報」が流れ、検診で体重やら血圧やらをジャッジされ…という中で、こういった「目に見えない本質」を感じるのはきっと難しいことなのだと思います。でも、この本質を知ってしまうと、正直「人に伝えずにはいられなくなる」のです。だから声を大にして言います。


数値を気にしないで、妊娠していることを味わいましょう♪


うまくいくかなぁ~~なんていう心配はそもそもまったくしなくていいもので、私たち人間が決められることではありません。出産はテストではありません。


念のために言っておきますが、妊娠していない人も男性も子どもも、みんな美しいです。体の中に入っている「命」そのものがすでに超美しいということだと思います。


前田美波里さんみたいですね♪

※アラフォー以下の方は意味がわからないかもしれませんが、独り言だと思って流してくださいませ。


これがこのブログでも何度か出てきている「内なる光」 の正体だと思います♪最後まで読んでいただきありがとうございました。