遅ればせながら…

2005年の映画「キンキーブーツ」観ましたハイヒール

今Huluで放送されています




これは英米合作映画で

日本で公開されたのは2006年8月ですね


1997年にノーサンプトンで起きた実話を基にした

1999年のドキュメンタリー作品が話題になり

映画化が決定

そして公開されたのが2005年でした


後のミュージカル キンキーブーツが誕生するきっかけになった映画です

キンキーブーツファンの方ならもう観られてるでしょうか?



私はミュージカルのノリノリな楽曲が浮かんでしまうので

大事なシーンで

何か歌流れてこないかなーなんて期待しながら観てました


だから…

あれれ?意外にここって静かなシーンなのねとか

ミュージカルでは歌に引っ張られがちな場面が

背景にしっかり設定されていたり

興味深く観ることできましたよ照れ


PRICE and SONの建物がまさに雰囲気そのままに出てきたり

街並みが映像として入ってくると

ミュージカルでは補完して観ていたことが

繋がった気がしましたし


ミュージカルはローラだけじゃなく

登場人物みんなが本当にキラキラしてて

観ていて次の展開がわくわくしたし

あっという間の夢の時間だったキラキラ


映画は映画でしっとりというか

BGMが馴染みがない分

ミュージカルの楽曲より落ち着いて聞こえて


ドラァグクイーンは見た目派手ではあるけど

内面に抱えている繊細な気持ちが一つ一つ

表情でアップになったり、足元だけを映していて

視覚効果で観ている者の気持ちをうまく揺さぶるなぁって


サイモン、ローラ役のキウェテル・イジョフォーさんは

かわいらしいというと語弊があるかもだけど

強い意思と繊細な面と優しさとキュートさを

見事に演じていてとても惹き込まれました


ローラはやっぱり愛おしい存在!!


チャーリー役のジョエル・エドガートンさんとのやりとりも良かったなぁ


トイレのシーンもこんな感じだよねとリアルだったし

友達だからこそ正面から気持ちをぶつけて

ケンカしちゃうやりとりとかもハラハラさせたれた…


ローラのドンとの対決も本当良かった!

あの対決してる最中の表情の移り変わり

フッと気持ちを切り替えた瞬間の切ないくらいの眼差し…


ローラのドンを想う気持ちを想像するだけで

ローラの秘めた優しさがぐっと間近に感じられて

すごい!の一言でしたえーん


もちろん次々出来上がるキンキーブーツ👢たちは美しくて

ミラノでのショーは最大の盛り上がりだったし

この作品の見せ場だよね


キンキーブーツが伝え続けていること…

無知からくる差別や偏見に向き合い

歩み寄ることを決して諦めないという姿は

毎回素晴らしいなぁと思う


知らない相手や

自分とは住む世界が違うと思う相手に対して

なぜ簡単に差別意識が働くのか?

相手に歩み寄り相手を知る努力によって

その差別意識から解放されることを

この作品は教えてくれる


日常生活でも

自分とは違う枠組みの人たちに対して

異を唱えている人を見かけると

なんでそこまで気にして言ったり差別してるんだろう?

と思うけど

やっぱり相手のことを部分的にしか見てないし

知らなかったりするからなんですよね…


人間だから、いろんな感情は抱いて当然だけど

それを差別する理由づけにしちゃいけないと思う

それぞれの立場で生きている人々が

少しでも生きやすい世の中になりますように…


エンターテインメントだからと一過性で終わるのではなく

進むべき道の先を照らし

生き方を見つめ直すことができるように


キンキーブーツは人生の指標となり得る作品

それがこれからもずっと愛されていく作品としての価値なんだと思う


キンキーブーツに春馬くんが関わったこと

そして、春馬くんが強い想いを持って

ローラを演じてくれたことに

改めてありがとうという気持ちでいっぱいですラブラブ





エンジェルスの1人、ゆじろさんは

2016年のキンキーブーツ出演が決まったときに

ミュージカルの前に映画観るのいいかもと

ファン向けに言ってましたね気づき

まだ観たことない方はぜひ!


春馬くんのローラとはまた違う

キュートなローラに出会えるはずですおねがい

おきまりのReeeeeeed!にもね




トレーラー



ローラがヒールを熱く語る、Reeeeeeedのシーン



チャーリーから気持ちをぶつけられてしまうローラ



ドンとの対決シーン