目の前に社長が現れた。


小太り・・・。


胡散臭さMAXだったけど、
東京に出てくるためには、
そうも言ってられない。

気に入られなければ。


と言いつつ、
その時どんな話がされたのかは、
今は少しも思いだせない。


どんな形で採用の案内が来たのかも。


でも、とにかく、私は採用された。

東京で働くことが決まったのだ。



つづく