残念な男の携帯乙女ゲー記録 -11ページ目

残念な男の携帯乙女ゲー記録

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ジャンのホワイトデー話の続きはちょっと待ってほしい。




それよりもだ。



こないだ俺の親友の「みぃちゃん」が1年ぶりに泊まりにきたわけだ。
こいつとは幼稚園からの中であり、俺の兄弟達とはまた違ったイケメンである。
ここまで俺の周りがイケメンならついででもよかったからどうして俺もイケメンにしなかった神様!
親父か!親父の遺伝子の100%を譲り受けたせいか!母親の遺伝子の全ては兄弟どもに全て受け継がれたというのか!理不尽だ!


というわけで。

俺の親友であるみぃちゃんがどのようなイケメンかというと、俺の兄弟が元気イケメンであり、みぃちゃんは病弱な美人系イケメンである。気付いたら入院している。


俺「おひさしぶりっす。アポなしですんません。みぃちゃんは?」
親友母「ごめんねぇ。入院しちゃって」
俺「またぁ!?」
親友母「そうなの」


って会話、今までに何度したことか。


俺の親友はよく人間味がないとか周りから言われていたのだが、そんなことはない。
ぶっちゃけ俺が第三者だったならば確かにそう見えてしまうのも頷けるのだが、俺はちびっこの時から見ているのでそう感じたことはない。


人間味がないというのも、なんかこう…儚げなのである。それに性格とスペックがなんとなく二次元臭い。

色白、黒髪、病弱、美人、読書好き、穏やか、はんなり、上品、兎に角優しい、気弱




しかも、実家は教会。

ルイスではないが、たまに天使なんじゃないかと思ってしまうほど優しい。リアル聖人だ。


それをいうと俺の実家も神社だが。






俺はこんなん。うひぃ!




見た目はどことなくユウ兄ちゃんである。だからか、王子様を始めた時一番最初に目が行ってしまったのはコイツであった。
あの顔で腹黒なもんだから、なんとなく最初は苦手だったのだが嫌いにはなれず、寧ろ今はそれがクセになって好きといえるキャラだったりして。



そんな親友が久々に家に泊まりに来た。

みぃちゃんはなんでも受け入れてくれるので、俺がギャルゲ好き乙女ゲー好きの変態であることは知っている。
ぶっちゃけみぃちゃんは絶対に興味ないのだが、俺が話しているとニコニコしながら「そうなんだ、楽しそう」とかいってくる。

聖人だ。


でだ。



俺「すまん。イベのラブ度を貯めなくては」
親友「ラブ度?」
俺「貯めなくては進めないミッションがあるのです」
親友「ギャルゲ?乙女ゲー?」
俺「乙女ゲーです。王子様マジで楽しい」
親友「王子様?」
俺「きもくてすんません」
親友「ううん、そんなことない。えっと…王子様…王子様…あ!これかな?」
俺「なに検索してんのアンタwww」
親友「なんか、検索しちゃったwwwえっと…うわ!喋ったよ」
俺「なに登録してんのアンタwwwって、キエエエエエ!王子様がシャベッタァアアアア!!!!」



親友、王子様を始めるの巻。



というか、iPhoneとかスマホでやるとBGM付きでしかも喋んのかよ!!とハァハァしながら食いついていた俺を見た親友は、気をつかったのか…





進め始めた。



俺「マジで?やっちゃうの?」
親友「うん。たっくんオススメなんでしょ?」
俺「男にはオススメとは口が裂けても言えないんだけど」
親友「誰がオススメ?」
俺「ルイス」
親友「どの人?」
俺「いない。こいつの執事」
親友「あ、そうなんだ」


取り敢えず王子キャラの大まかな説明をしてやる俺。
成る程…と真剣に聞いてから話を進める親友。


親友「えっと、この人が年下の」
俺「それはグレン。こいつはロベルト」
親友「あ、そっか。で、この人が俺様の馬鹿王子」
俺「違う違う、そいつが年下のグレン。馬鹿王子はキース」
親友「間違えちゃった」
俺「つぅかフルボイスじゃないのかクソ」
親友「大人の事情だね。あ、この人がムードメーカーの」
俺「いやそれ馬鹿王子。ムードメーカーはロベルト」
親友「難しいな。他の三人は覚えたよ。この人がおにぎり王子、この人が正統派王子、この人がルイスの飼い主」
俺「そうそう」


どうやらグレン、キース、ロベルトの見分けが難しいようである。

馴れてしまった俺的には全然違って見えるのだが、初めての人には似てみえるらしい。




一通りプロローグを読み終えて「成程、こんな感じなんだね」と辞めると思いきや…



親友「誰にしようかな…」
俺「嘘でしょ。マジでやるの?」
親友「うん。ちょっと悩んでるんだよね」
俺「誰が一番よかった?」
親友「ルイスの飼い主、優しそう」
俺「優しいよ」※まるで過去にエドワードに抱かれたかのような言い方
親友「うん。だから、除外」
俺「…どういうこと」
親友「最初から優しい人選ぶと、あとでやるキャラクターが霞んで見えちゃいそうだから」
俺「わかるようなわからないような。というか全員やる気ですか」
親友「その方がたっくんと話盛り上がるでしょ?」
俺「聖人か…!そんなんだからうちの女王様に俺とのホモ妄想されるんだよ!女王様の中でキミ、俺に掘られてるからね!?」
親友「え、俺たっくんのこと大好きだけどそういう意味じゃないよ。困ったなぁ」
俺「知ってるよ!そうじゃなかったら戸惑うわ!」
親友「うん。で、どうしよう。この人とこの人で迷ってるんだけど」
俺「グレンとロベルトかぁ…」
親友「どっちがいいかなぁ」
俺「グレン√はね…本家では執事と三角関係」
親友「じゃあこっちにしよう」
俺「お前昼ドラ好きだもんね」




攻略キャラ、グレンに決定。


俺「もう終わっちゃうけどさ、今イベント中で。イベではショートストーリーみたいなんをミッションクリアしていきながら読み進めるわけなんだけど。今はなんと、執事攻略可能なイベ」
親友「ルイスも?」
俺「残念。ルイスはもう終わっちゃった。今後のイベまで待つしかないね」
親友「そっか。えっと…イベントイベント…これかな?」
俺「あ、あれ…?」
親友「執事どこ?」
俺「あれ?あれ?」

グリーと女子ゲーとdゲームの王子様を開く俺。(課金せずに全員のハピエンを見るため、最近女子ゲーとdゲームの王子様を登録し始めた変態過ぎる俺)



俺「なんかそれ…俺がやってる王子様と違ぇ!」
親友「え!そうなの!?」
俺「ダイヤってなに!?そんなんねぇよ!嘘でしょ!?なにこれ知らん!たっくん混乱中!」
親友「あららら落ち着いて」
俺「あとiPhoneの操作マジでわからん。マイページどこだよ。イベントマイページじゃなくて普通のマイページどこだよ」
親友「探そう探そう」






というわけで。

潔白な親友を引き摺り込んでしまった自分に罪悪感。

きょ、強制はしてないんだからね!





で、今日電話がかかってきて



親友「この前は有難う。楽しかったよ」
俺「いえいえ。また来てね」
親友「あ、ちゃんと王子様やってるよ」
俺「なんかごめんなさい」
親友「なんで!?そういえば調べたんだけど、Ⅱもあるんだね」
俺「なに調べてんの」
親友「なんとなく。Ⅱもやってるの?」
俺「ハイ」
親友「グレンクリアしたらクオン攻略する為に登録してみようかな」
俺「登録したら教えてね」
親友「うん。これで俺、ちゃんとたっくんの話についていける」
俺「なんか…本当にすんません…っ」
親友「ち、違うよ。本当に楽しんでやってるから。ね?」
俺「聖人だ…っ。そういや俺がやってる王子様では王子が狼になっちゃうイベが始まって」
親友「うんうん」










イヴァン「だめだこりゃ」



俺との会話が盛り上がる為にとプレイし始めちゃった親友。

優しすぎるだろ。


これ読んだだけで親友の優しさが海よりも深く空よりも高いものだとお分かりいただけただろうか。
マリアの生まれ変わりかなんかか。




俺の中で伝説となった親友の優しさがある。

ちょっとシリアスになっちゃうが、高校時代。
付き合っていた彼女が実は双子の兄貴が好きだったらしく。


俺と親友と彼女と共に帰り道を歩いていたら、彼女とちょっとしたことで喧嘩になった。
オロオロするみぃちゃんの前で言い合いする俺と彼女。
まぁ、俺もガキだったんでカッとなって「じゃあ別れる?」と言ったわけだ。

すると


「あーあ。~~君(兄貴)と仲良くなる為に付き合ってやったのに調子こきやがって。普通に考えてお前なんかと付き合うわけねーだろ。馬鹿じゃねぇの」




とか、言ってきちゃったのである。

ドラマではない。ガチである。


それからも色々と「マジで使えねー」「そもそも好きじゃねーし」とか言われていたのだが頭真っ白になり何も言い返せず、恥ずかしい話ちょっと泣きそうになったのだが、そこで蚊を殺すことすら出来ない気弱な聖人がヒーローと化した。


親友「たっくん、なんでこんなブスと付き合っちゃったの?」


いつもニコニコしながら主張せずに頷くだけの奴が、ニコニコせずに主張しはじめたことにびっくらこいて黙り混む俺と彼女。


彼女「…はぁ!?」
親友「いや、性格がブスだと顔もそう見えるもんなんだなーって、今思った。凄いブスだね」
俺「ど、どうしたお前」
彼女「意味わかんない。マジでムカつくんだけど」
親友「仕方ないよ。俺だって今~~さん(彼女)にムカついてるし。誰が誰にムカつくかなんて勝手でしょう。ブスをブスって言ってなにが悪いの」


その後彼女は暴言を吐いて帰ったわけだが、彼女が帰った瞬間怖かったのか、声がブルブル震え出す親友。

親友「うわぁ…なんか、余計なことしてごめん」
俺「無茶しなくていいのに」
親友「なんか悔しくって。ほんと、なんであんなこと言うのかな。あんなの、酷すぎる」
俺「えーっ!」


なんか泣いちゃった親友を、振られたばかりの俺が慰めるという変な図。

結構本気で好きだったんでショックだったのだが、泣き出す親友を見ていたら「あんな女と別れられてラッキー」と前向きに思えてきたっていう鮮明に覚えている青春時代。



因みに、今の女王様だが…。



女王「ケーキ買ってこい」
俺「はい」
親友「たっくんは奴隷じゃないよ。もっと優しくしてあげないと…」
女王「く…っ」
俺「あかん。女王様が萌え苦しんでおられる」
親友「救急車呼ぼうか」



俺を庇う親友を見たくて敢えていつもより俺を奴隷扱いする女王。

歪みない腐女子。





兎に角、自慢の親友である。