漫画の単行本を読みながら本家本元にチャネリングして綴る。
☆5巻 その36 いざ、渋谷!!
イエス「ハチ公って悟ったの?」
ブッダ「剥製が上野の博物館にあるよ。」
イエス「そうじゃなくて、悟ったの?」
ブッダ「いやまだ転生してないよ。次は盲導犬かな。悟りにもいろろあるけど、どの悟りにもまだまだだよ。」
イエス「転生を【待て】か。」
イエス「糞掃衣ってなに?」
ブッダ「小乗仏教的な苦行を本気で挑む人物が纏う衣のことだよ。現代のインドでも数名しか糞掃衣を纏っているとは言えないな。ましてや日本人の僧侶では真に糞掃衣を纏ったものはいない。」
イエス「現代における糞掃衣の条件とは?」
ブッダ「3つある。ひとつに、真に体の欲するモノを腹五分に飲食し足らぬを以て足るの行を行うこと。ふたつに、裸体を隠し裸体よりも神々しき衣を選ぶこと。みっつに、己の佇まいを以て人を教化すること。その者纏いしは糞掃衣なり。 」
イエス「へー。なんか疲れた。」
ブッダ「イエスちゃんは立派な糞掃衣を纏っているということができるね。」
イエス「おーなんかテンション戻ってきた。」
ブッダ「ところで、イエスちゃんは一番大切な人は誰?」
イエス「世界人類。」
ブッダ「・・・・・・」
イエス「おまえは?」
ブッダ「師匠。」
イエス「・・・・」
ブッダ「なんか疲れたからお茶しにいくかい?」
イエス「あ、じゃあ立川のドトールに・・・」
ブッダ「えっ? 舎利弗がベンツで待ってるから銀座のシャネルのうえに行こうよ。 ベージュ アラン・デュカス 東京に。」
イエス「だってほら、ボクちんさあ、ボロボロの糞掃衣だからさぁ・・・ドレスコードはちょっと・・・」
ブッダ「ああ、じゃあさ、 富楼那にブラックカードを持たせてあるからさ、先に1着いっちゃおうよ。 」
イエス「仏門に体験入学だな?こんどお前もヒッピーの集会に来いよ。」
ブッダ「聖歌は歌いたくないけど聞きにいくくらいは構わないよ。」