小雨降る日曜日の午後、奄美大島から戻った友に会うために、横浜に向けて車を走らせた。
友の家で奄美大島の話を聞いたり、お互いの旅の話をしたり…

そして30分ほど走り、山手のドルフィンへ。


感じの良いスタッフが、2階へと案内してくれた。
ドルフィンは、ユーミンの「海をみていた午後」で歌われたレストランだが、その頃とは見える景色が変わっている事は分かっていたが…


夜の帳が下り始め、海はほとんど見えないが、工場が見渡せる事は意外だった。

生ハムときのこのクリームパスタと、黒毛和牛のデミグラスハンバーグをシェア。
雰囲気の良い店内には、私達とあと1組だけ。
テラスに出てみた。

以前は無かったであろう建物などが、海と工場を見えにくくしているが、雨に煙る工場夜景が美しい。
化粧室の洗面ボウルにも、可愛らしいドルフィン。

下に降りお会計を。


雨の中横浜まで来てくれたお礼にと、友がご馳走してくれた。

エントランス横にある小さなギャラリースペースにて。


あなたを思い出す
この店に来るたび
坂を上がって今日も
一人来てしまった
山手のドルフィンは
静かなレストラン
晴れた午後には遠く
三浦岬もみえる…
ソーダ水の中を
貨物船が通る…

風景は変わっても、私の中のドルフィンは変わらない。
静かで素敵なレストラン。
次は晴れた午後に来よう。
奄美大島のお土産は、リュウキュウアカショウビンの刺繍が入った草木染オーガニックコットンタオルハンカチ。
こんなに可愛らしく美しい鳥がいる奄美大島に、行ってみたくなった。
ドルフィンのコースターも記念に。