校内ピアノオーディションにまつわる3人の生徒さんの話

静岡県藤枝市のロータス音楽教室
ピアノレッスン/ボーカルレッスン/リトミックレッスン　担当

現役ピアノ弾き語りシンガーソングライター

講師　森まい　です

当音楽教室近くの某小学校にて、先日、音楽発表会の曲のピアノ伴奏者を選ぶオーディションが行われたようです

（詳細は定かでないのですが、各学年で3曲ほど演奏曲があるようです。）

うちのレッスンに通ってくれている、その小学校の同じ学年の子3人

（ピアノの生徒さんのAちゃん・Bちゃん、ボーカルの生徒さんのCちゃん）

彼女らがオーディションに挑戦し

AちゃんとCちゃんの2名、選出されました！！

おめでとうーーー

（ちなみに3人とも曲がかぶることはなく、全員別の曲を演奏した結果）

ん？と思われた方・・・

そうです！

選ばれたCちゃんはボーカルの生徒さんなのですが

こんな快挙を成し遂げました

私がCちゃんにレッスンしてあげたのは、たった1回15分程度ですので

もうこれは100％Cちゃん自身の頑張り・やる気で勝ち取ったものです。

すごすぎて、尊敬しかありません

しかも、かなり無理のあるスケジュールだなあ・・・と思っていたのが、オーディションまでの時間の短さ！

こんな流れ

・学校でピアノを習っている子達が集められ、先生からピアノ伴奏者を決めるオーディションの開催を告げられる。

楽譜が配られたのはオーディションの2週間前！（なんと直前！）

（※ちなみにCちゃんは、「ピアノを習ってないけどやりたい！！！」って猛アピールしたそうです）

・私が彼女らから相談されたのはオーディション10日前！

ピアノのAちゃんBちゃんには2回レッスンしてあげられましたが、それでも指番号を書き入れるだけでほぼ終了でした

もっと見てあげたかった・・・

・私は3人の仕上がりを確認できぬまま、オーディション本番・・・

こんな難しい状況の中で、しかも普段ピアノを習っている訳ではないのに選ばれたCちゃんは、本当に頑張りました！

しかも4歳からピアノを習っている子をおさえての選出だったそうです。

あっぱれです

Aちゃんはピアノの生徒さんですが、実はまだ始めて1年未満の子です。

しかも人前に出たりするのが苦手と自称している子です。

楽譜を見せてもらって「これは難しい・・・」と正直思いましたが、普段から練習を頑張れる子だったので

「ピアノっていう方法で自分をアピールできるいい機会だよ」

「もしみんなの前で弾いてみたいっていう気持ちがあるならば、頑張ってほしい」

という激励だけはさせてもらいました

Aちゃんはこれから、ピアノという表現方法で自分を出していける子になると思っています。

残念ながら選出されなかったBちゃんも、もちろんとっても頑張ってくれていたのです。

オーディション後ですが聴かせてもらった時

「1週間でここまで弾けるようになるのか」、という驚きがありました

選ばれず悔しい思いをしたようですが、「その経験は大事だよ」というお話をさせて頂きました。

というのは、あまり競争心を持たないような子とお母様からうかがっていたので、「悔しい」という気持ちが湧いてくれて、正直私としては嬉しいのです。

絶対、今後この経験が活きると思っています。

（実はBちゃんについては後日談があるのですが、また今度・・・）

久しぶりに刺激をもらう出来事でした！

「成し遂げたいと思う気持ち」の大切さ・そのパワーの凄さを感じました

3人とも、ありがとう

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