静岡県藤枝市のロータス音楽教室
ピアノレッスン/ボーカルレッスン/リトミックレッスン 担当
現役ミュージシャン講師の森 まいです
以前もお話しましたが、
「発声を変える」というのは本当に難しい。
努力も必要、時間も必要。
その代わり、発声を変えることができれば歌が劇的に変わります。
歌が大好きな小学3年生の女の子のボーカルレッスンの話です。
先日、数か月かかってようやく発声のクセを和らげることに成功しました!!
(これは個人的にかなり苦労し、嬉しかった出来事です)
↑課題曲は子供達に大人気の鬼滅関連曲 LiSAさんの「炎」です
体験レッスンの時から
「歌が大好き!うまくなりたい!」
という情熱はひしひしと伝わってくるのですが・・・
極度に鼻にかかったような声で、
日本語の自然なaeiouの母音ではないような
モノマネを極度にデフォルメしたような歌い方というか
一言で言ってしまうと「クセが強い」歌い方でした。
・はぁーっとため息をつくように
・あえいおうを大きく開けて
・素直に感情をこめすぎずに歌う
などなど思い付く限りを色々伝えてみたものの
私が出してほしいと求めている声がなかなか上手く伝わらず。
かなり苦戦しました
正直、八方塞がりで諦めかけていたところ。
先日のレッスンにて、試しに歌詞を朗読した後
「おしゃべりするように、歌ってみよう」
の一言で、まさかの
即解決
(驚きつつ、心の中で歓喜の嵐が巻き起こる、私)
ご本人曰く
「先生の『素直に歌って』の意味がようやく分かった」そうです。
彼女は私が指摘し続けていたクセの部分にようやく気付けました。
難しい部分に切り込んで改善していくためには
色んな表現やアプローチが必要なんだなと改めて分かりました。
割合的には無表情に・平坦に歌われる生徒さんの方が圧倒的に多いです。
その場合、あれこれ足していけば表情豊かになるのですが
元々、色んな味付けがされているタイプの方は
引き算するのに苦労します。
一度味付けされた料理の味を変えるのが難しいのと同じです。
独特な歌い方が染みついてしまっている方は
歌詞を語り掛けるように会話の延長線上で歌うようにしてみるといいかもしれません。
感染症対策の為、現在ボーカルレッスンを含むすべてのレッスンで講師はマスクを着用しております。
(フェイスシールドを併用する場合もございます)
生徒様にはレッスン前の検温とレッスン前後の手指消毒にご協力頂いております。
よろしくお願い致します。
体験レッスンのお申込み・お問い合わせは
こちらからお気軽にどうぞ!