どうしても行きたかった奈良博で開催されていた“空海展”
とても響いた空海の書があったのでメモをとってきました。
それはこちら(後でポストイットに書き直したもの)
之 説 短 人 無
長 己 無 之 道
右から『無道・人之・短無・説己・之長』
と読むんですが、言葉にして読むと
『人の短を道(い)うことなかれ
己の長を説(と)くことなかれ』
人の悪いところを言ってはいけない。
自分のいい部分を説くことも言ってはいけない。
そんな意味で捉えています。
自分の事を棚上げして人の事を悪く言ってしまったり、誰かと一緒になって特定の人の事を噂したり。
人間社会ではありがちな事なように思います。
そして、自分はこんなにあれもこれもしているし気がつくの!!!といった感じでしょうか
人は誰も見てないところでの行いで輝くし、誰かが見ているからといって輝こうとするのは完全にメッキですぐハゲてしまう。
そのメッキに気が付かずに噂話に花が咲く。
自分が言う立場だからこそ、周りの人も言ってるんじゃないか…と怯えている。
生き方や在り方は考え方や行動に出て、それが社会という場で磨かれて、ダイヤモンドにもただの石ころにもなり得る。
自分は当然ダイヤになれると思いこんでいても、それがダイヤか石ころかなんてのは、周りの人が決めてくれる。
その人の心持ちと心の綺麗さが、決めてくれる。
『人の短を道うことなかれ、己の長を説くことなかれ』
人間生活43年ではまだまだ血が青いけど、心に留めておくかどうかはとても大切だと思います。
空海が1200年以上の時を超えて教えてくれました。
家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRD PLACE” 代表で、三重県津市でエステティックサロンLotus Landを経営している香月でした。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました♡