今月最初に読み切った一冊は、
『欠けた心の磨き方』安藤大作著。
4月の初めに東京であったとある食事会で、ご著者の安藤さんとご一緒させて頂く機会があり、その際都内の会場から東京駅までタクシーでご一緒させて頂き、少ない時間の中で名刺交換をさせて頂いたという、いつものごとくまたすぐご縁を繋いできてしまう
みなさまこんにちは!家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRD PLACE” 代表で、三重県津市でエステティックサロンLotus Landを経営している香月です
特技を書く欄があれば真っ先にコミ力
と書けるほどに、どこでも知り合いを作ってくるのが私の得意なんですが、この日も終電まで時間が少なく無理矢理ご一緒させて頂きました
お話しできたのはタクシーに乗っているほんの15分程でしたが、こんなに目力が強い人とはお会いした事がない!!!!!って程だったので伺えば納得。
これまでの生き方に在り方に、成されてきた様々な功績
聞けば今日は名古屋までで明日は舞台挨拶、
来週は前菅総理とお会いする
なんていう次元の違う話、、、
もしかして本を書いてますか??
って伺ったら『6冊ほど』って
そんな事で早速帰りの新幹線の中で、1番最初に出てきた本をポチっとしたのが今日のお題『欠けた心の磨き方』
まず最初に響いたのは、『欠けた心』に対して『磨き方』と表現するところがポイントですよね
私自身子育て経験はありませんが、自分自身が子供だった経験はあります。
なのでここに書かれている、誰でも持っている小さい時の寂しかったり不安だったりという経験は、首が取れるほどに頷いて読み進めました
これから読まれる方がいらっしゃるかもしれないので、内容の多くは書けませんが、私自身の経験として少しお話しすると、私にはほぼ3つ離れた兄と、きっちり6歳下の弟がいます。
2月生まれだったからか昔から小さくて、私が2歳の時から両親が商売を始めたので、とてもとても甘えん坊の寂しがりやに育ったのを覚えています。
そして、小学校に上がる2ヶ月前に、アメ玉のような大きな目のとてもとても可愛い弟が生まれ、ただでさえ祖母に育てられ寂しい思いをしているのにプラスして、母を完全に取られてしまったわけで、また更に鍵っ子で学童保育、両親の帰宅は寝静まった頃。
今思い返しても120%愛情不足。
そうすると大人になっても色んな面で、子供の頃の愛情不足や不安だった思いや寂しさが出てきてしまう。
めちゃくちゃ分かりやすくいうと、こじらせ、ってやつですね
自分の中にそのような面を持ち合わせているのに気づいた私は、今から5年程前に母と向き合って2人で話をしたことがあります。
小さい時もっと自分を見てほしかった。
兄弟の中で自分だけを見てほしかった。
母と2人だけの時間が欲しかった。
鍵っ子で寂しかった。
学童に行かない子が羨ましかった。
母と一緒にいられる弟が羨ましかった。
などなど。
勇気を出して思いの丈を伝えてみましたが、当の母は『そうやったん??』と軽めの反応。
今思えばそらそうです。私達を育てる為に両親で一生懸命働いていたんだから、母は母なりにやってくれていたはず。
思った反応ではなかったけど、大切なのは私の欠けた(と思っていた)心と自分自身が向き合えて、それを母に伝えられたこと。
この本に出会う前に私自身の欠けた心のコブと向き合えましたが、もし何となく生きにくさを感じていたり、幼少期の心と向き合いたくなったら、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました♡