蒼穹の昴・珍妃の井戸、中原の虹、マンチュリアン・リポート、天子蒙塵、兵諌。
上記の作品は日本でいうと、明治維新後から昭和初期までを追ったのお隣中国のお話が題材の、浅田次郎中国シリーズ。
清朝が滅び中華民国となり、辛亥革命や満州事変と様々な事が目まぐるしく過ぎていったまさに激動の時代。
読めば読むほどに面白く、そして切なさで号泣するのを繰り返す。
本っっっっっ当に面白い。
みなさまこんにちは!
家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRD PLACE” 代表で、三重県津市でエステティックサロンLotus Landを経営している香月です
蒼穹の昴・中原の虹・天子蒙塵は文庫で四巻。
読み進めれば進めるほどに、史実の中の切なさが染み渡ってくるのはさすが浅田次郎!!!と唸りたくなる。
昨日で読み終えた『中原の虹』は、実在した馬賊の張作霖・馬占山などをはじめ、清朝では西太后・清朝皇帝のそれぞれ・宦官に李鴻章、そして当時のメディアがどんな風に本国に電報を送っていたか。。。などをつぶさに織り込みながら物語から一人、また一人、、、と重要人物がいなくなってしまう悲しさ。
以前もここで書いたけど、私が行きたい海外は、綺麗な海の見える丘でもなければそびえ立つ高層ビルのNYでもなくただ一つ、中国です。
好きすぎて今行ったらスパイ容疑をかけられそうで、少しでも親日のトップに変われば行ってみたいなんて思っていますが、知れば知るほどに面白い中国史。
早速次の本に移りたいけど、その次の作品はこのシリーズの中で一番好きな、張作霖が満鉄もろとも吹っ飛ばされて爆死する。というセンセーショナルな史実を元に描かれた作品。
また号泣するんやろうなって思うけど、私には張作霖の最後を見届けるという使命があるので、ここから読み進める腹を決めなくてはです。
さて今回読み終わった『中原の虹』は教科書に出てくる様なビッグネームが沢山出てきて、いかにして清朝が滅びたか…なんて事を浅田次郎さんのフィルターを通して見せてくれる世界観。
ネタバレになるかもなので細かくは書きませんが、なんてったってキャラクターの引き立て方が素晴らしすぎる
それぞれがそれぞれにキャラ立ちしていて、本当ドラマでやってほしい!!!
と切に願う作品です。
では今夜はゆっくり読書に浸れそうなのでこの辺で!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました♡