記憶に新しい元日の能登半島地震から40日。

まだ、と思うか、もう、と思うかはそれぞれですが、お正月の楽しいひと時が一変してたくさんの方が被災者となりました。

みなさまこんばんは星

家でも職場でもない第三の大切な場所“株式会社THIRD PLACE”代表で、三重県津市でエステティックサロンLotus Landを経営している香月ですちゅー

 

 

ありがたいことにLotus Landへお越しくださるお客様の多くにも、ご心配いただきお声がけ頂く香月の大切なご一家。

あの日から当たり前の日常から距離を置いておられます。

娘さんのご主人の表現をお借りするとしたら、『生きているのが信じられないほど。』だったそうです悲しい

 

 

いつも明るいお母さんの淳子さんからは、水も電気もない中で夜には強い余震がきて…さすがにこたえました。。。と避難先からお手紙をいただきました。

 

 

新年早々から置かせていただいたLotus Landの義援金ボックスには、毎日たくさんの方からお気持ちをいただいています。

日々の生活の方が心配なのでまとめてではなく小まめに送りたくて、これまでに3回送金させていただいていて今現在ですでに20万円以上です。(振込手数料には使っていません)

 

 

ほんと日本っていい国だなって、歴史が好きだからではなく隣人を大切に思え困っていたら手を差し伸べられる。

私はつくづくお客様に恵まれているなと、心から思わせていただく機会にもなっています。

 

 



今日はその石川県珠洲市に住む多間栄開堂さんから奇跡のお菓子が届きました。

通常2時間で行ける道を8時間かけて向かい、3時間だけ片付けをしてまた8時間かけて避難先の娘さんの家に帰る。

想像できますか?

経験した人にしか分からない大変さ。

それでも寄り添うことはできる。

 

 

100年以上続くお菓子屋さんで『司』の字が入る歴史あるお店。

メディアにもよく登場して樹木希林さんもやってきたこのお店。

優しいお父さんと、元気なお母さんが切り盛りするあたたかいお店。

 

 

私自身の兄を見ていてもそうですが、伝統を引き継ぐって言葉で聞くと簡単ですが、それはそれは大変なこと。しかも100年以上となると尚のこと。

その大切な思いを繋いできたお菓子屋さんには、見たことのない型や機械がたくさんあったのを懐かしく思い出します。

 

 

震災後の記事で、

無事だったきんつばを避難所で配ります。と袋に詰める淳子さんの写真を目にしました。

甘い物を食べると疲れが取れるから。と、周りを心配されている記事は、淳子さんの優しさとリーダーシップをひしひしと感じられるエピソードです。

 

 



二重生活で大変な中自宅の片付けに戻ったら、箱に入った“いも菓子”を発見してすぐに送ってくれたんだそう泣くうさぎ

ですが文面にもあるように、このいも菓子を作る機械は壊れてしまい、もう作れないのかもしれないんだそう。。。

そんな大切なお菓子をびっくりするほど大量に送ってくださいました泣くうさぎ

 




 

期限が迫っているので義援金にお気持ちをくださったみなさんには届けられませんが、この数日お越しくださるお客様にはぜひ召し上がっていただきたいと思います。

 

 



奇跡のいも菓子。

能登復興と能登の全ての伝統が復興することを切に願って。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました♡




すごい量!!