三重県津市でエステティックサロンLotus Landを経営している香月です
みなさまこんばんは
茨城最終日は行きたかったあの場所!
そうです!
茨城といえば!!!
『岡倉天心の六角堂』
以前もどこかで書いたと思いますが、ペリー来航時代に横浜で生まれでた為、グローバルな環境で育ち、自ずと英語が話せるようになった天心。
私が天心が好きな理由は、アーネストフェノロサと共に、幕末の動乱で神仏分離として廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)から多くの仏像を守ってくれた事。
廃仏毀釈とは、国宝レベルだった100万件を超す寺院・仏教彫刻が無惨にも破壊され、国家の方針を神道として定め動き出した新政府の活動。
ちなみに奈良興福寺の五重塔も売られていて、解体される直前までいったんだそう
その真っ只中にあって、多くの仏像を守りその中でも有名なのが、法隆寺夢殿の厨子
『救世観音菩薩立像』
当然の、国宝です。
秘仏とされ、200年以上僧侶も見た事がなかったこの厨子を開けさせ、今では春と秋に開帳してくれていて、すぐそこで見学もできるんですよ
話が奈良に移動してしまいましたが、のちの東京藝大となる学びをふくめ、日本美術に大きく貢献した岡倉天心は、西洋を追いかけてばかりの日本美術に疑問を感じ、北茨城の五浦を気に入り移り住み、母屋や六角堂を建てて生活をしたといわれています。
写真の右中央が再建された六角堂。
3.11の際に基礎以外が流されたんだそう
眺めのいい五浦海岸
お墓参り
同時期に活躍した横山大観もここにいたんですよ!
そんな六角堂がどうしても見たくて行ったんですが、、、月曜日定休とあるあるな感じ
なくなくお墓参りだけして、遠くから眺めてきました。
日本画専攻の方や、日本の仏教が好きな方にはぜひ行ってほしい場所です。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました♡