自己犠牲はいりません
『月のうさぎ』という仏教説話があります
前世で大きな罪を犯したため
今世ではその罪を償おうと
信心深く暮らしている、
兎と猿と狐の
信仰心を試そうと
帝釈天が老人に扮し３匹の前に現れました
とてもお腹がすいているので
何か食べさせて欲しいと言いました
猿と狐は食べ物を持って来れましたが
兎はどんなに頑張っても食べ物を
持ち帰ることが出来ませんでした
皆に馬鹿にされた兎は
老人に頼み
火をおこしてもらいました
「私は何も持って来れませんでした
どうぞ私を食べてください」
そう言って兎は自ら火の中に
飛び込んだというお話しです
自己犠牲を尊ぶ説話です
このお話
私は疑問を感じる点があります
仏教の守護神の一人とされる帝釈天が
３匹動物のの信仰心を試そうとするのですが
偉い神様が
動物の心を試さないとわからないって
変だと思いませんか？
たとえ試したとしても
兎が火の中に飛び込む前に
気づいて止めれなかったのでしょうか？
仏典の中には、後世になって
当時の偉い人の都合で
仏教説話を改ざんし
仏様の教えとして
流布させたという学説もあります
このおはなしも
そうではないかと思います
科学的に神仏を見ると
意思を持たないエネルギー体です
単なるエネルギー体が
信仰心を試すような行動を取る事は
科学ではあり得ません
そしてこの説話で
私が最悪だと思うのが
『自己犠牲』です
私の話ですが
もともと『おてら』じゃないお家から
『てらよめ』になりました
右も左も分からないから
聞いたことを素直にやっていました
新しい環境に馴染もうとして
自己犠牲を尊ぶという教えも
真剣にやりました
でも頑張れば頑張るほど
何故か上手くいかない事ばかり
続きました
しかし、正しいと信じている事から
抜け出すのは本当に難しくて
体を壊しても、自己犠牲を続けていました
多分、
エナジーコントロールⓇに出会ってなかったら
今も続けていたかもしれません
仏教も、もちろん良いところは沢山あります
でも、自己犠牲だけは絶対にいらないし
それをやっているうちは
絶対に幸せにならないって断言できます
私自身が、自己犠牲をやめてみたら
世の中ってこんなに明るかったんだって
思える様になりました
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