昔、何かの番組で所ジョージさんがこんな話をしてました。


「カミさんが病気になっちゃったら
 俺、死んじゃうわ
 だったら俺が病気になった方がいい
 俺が病気になったときは
 俺でよかったと思うよ
 病気になって俺が残念じゃなくて
 俺が病気でよかった
 家族じゃなくて
 そう思うよ
 よく代われるものなら代わりたい
 とか言うじゃん 
 代われるときに代われよこの野郎って思う
 ゴミ出しに行けお前がと
 代われんだから
 ウキウキするんだよ俺
 ゴミ出しているときなんかに
 うちのお姫様たちは今寝ておりますと
 私が全部ゴミ出しますよ」


このお話、とても印象的で

ずっとわたしの心に残ってました。



だから去年の夏、肺がんの告知をされた時も

スッと受け入れられたんだと思います。


もし旦那さんや子供たちだったら

めちゃくちゃ辛かったと思う。


だから心から【私でよかった】って思いました。


それと同時に自分のことを大切にする、

ということを学びました。


もし、旦那さんや子供達が癌だったら

私は一生懸命、体にいいご飯を作ると思います。


それと同じことを自分自身にもやる。

客観的に自分を見て、自分のためにやれる

最大限のことをやる。


今まで自分のことを後回しにしてきた私が

めちゃくちゃ大きな学びをさせてもらってます。


癌になってよかったと思う。


旦那さん始め、周りの人には心配かけて

辛い思いをさせちゃったかもしれないけど、


わたしの人生、完璧です。