とうとう師走。
潰瘍もなく足は落ち着いている今日この頃です。
先月の22日、通っている大学病院の脳神経内科を受診し、足のしびれの診察としびれの検査の日を決めた(午後は皮膚科で通常診察、特に異状はないのでしびれ用の薬を処方してもらっただけ)。
どうやらしびれ専門のドクターがいるらしく、この日診察してくれた先生が、その先生の診察時間に“ねじこんで”くれた。ありがたや~。
とはいえ、さすが専門医だけあって「2時間は待つと思ってください。」と言われた。
さらに「以前は4時間待った人もいます…。」と申し訳なさそうだったけど、その道の専門家に診てもらえるなら待つよと思って、その先生にしてもらった。
家に帰ってからホームページのスタッフ紹介ページを見たら、診察してくれた先生と同じ年に医学部を卒業してる。平成17年だから40歳ぐらいか。
そして昨日、しびれの検査だった。
1時間かかると聞いていたけど、何がそんなにかかるのかと思ってた。
やり始めたら納得、右手、左手、右足、左足、足の裏…に電極をつけていろんなポイントで電気を流して検査する。
電気を流すと痛いとも聞いていたけど、まあなんとか我慢できる痛みだね。
1秒ごとにビッ、ビッ、ビッ、ビッと通電。だんだん強くする。
それごとにビクン、ビクン、とする。
場所によっては腕や足が軽く跳ね上がったりして。
肝心の足首のところにきたら、やはり反応悪かったのか検査技師さんがボソっと「出ないな…」と。
反応が出ないということか…。
電極みたいなものを結構押しつけて、ビッ、ビッ、ビッ、ビッも強めにやったので結構痛かった。
あと潰瘍がよくでたあたりを検査した時は、ちょっと痛かったなあ。
まあ今潰瘍ないからよかったけど。
そんなわけで腕は問題なさそうだったけど、足はイマイチだったかも。
電極をつけるときアルコールで拭いてくれたけど、足の甲の一部を拭いてくれたときは何も感じなかった。まるで麻酔がかかっているかのようで…。
ちょっとガッカリというかショックというか、まあ現実だからしかたがない…。
そして今日、検査結果を聞きにいった。
待ったのは1時間で済んだ。やれやれ。
先生は、頭の回転速そうな人(笑)
電子カルテを見ながらこれまでの私の病状の流れを見て、いろいろ質問。
「しびれはいつから?」
「10年以上前からです。」
「悪くなってます?」
「最初はほんの一部でしたけど、今は足首全体と足の甲なので、徐々に悪くなってるのは確かです。時々、キッチンに立ってじっとしてると、下の方から1本筋が通るようにピーっとしびれが来たりしますが、足を動かしたり歩いたりするとすぐに取れます。」
とか。
「徐々に悪くなっていますが、潰瘍があるとしびれを感じないので、潰瘍が治ったあたりでしびれが広がっていることに気づくって感じでしょうか。」
とも言った。
そのあと「でもここ1年ぐらい潰瘍は落ち着いてます。いいパッドが見つかって」と言って、ズイコウパッドを使っていることを話した。
そしたら先生、「それ、すごいですね!え、何ていうパッド?ズイコウ…?」と言いながら、3回ぐらい「ズイコウですか?」と聞いて、自分の小型のパソコンを開いてさっそく検索し始めた。
そして瑞光メディカルのズイコウパッドのページを開き、私が「それです、それ。」と。
そして夏井先生のクリニックへセカンドオピニニオンで行ったことや滲出液で治すなど一連のことを話して、「潰瘍ができても痛みに悩まされることなく生活できるのが何よりいい。」というと、「それ、ホントすごくないですか?」と。
私も「はい、本当に夢のようなパッドに出会えました」と言って、この大学病院の皮膚科の先生たちにもすべて話してあることを伝えた。
そして先生「今度潰瘍に悩んでいる患者さんが来たら、教えておきますよ。」と。
何ていいドクターなの!!!
素直に驚いて他の患者さんにも勧めとくなんて、こんなこというドクターなかなかいないと思う。
何だか嬉しくなってしまった。
脳神経内科の先生だけど、病気ってあちこちつながってるからいろんなことに関心を持ってるのかな。
で、肝心の診察だけど、しびれを和らげるなら薬(ステロイドなど)を使う方法もあるといい始めた。
で、私が「足はしびれているし、しびれを取れるものなら取りたいけど、ステロイドは避けたいし、しびれは痛くはないし、歩くにのも立つことにも問題はないので、当面このままでもいいかなと思っているところです。悪化して歩きにくくなったりしたら困りますが…。」といったら、「それでいいと思います。痛みが出たら対処した方がいいかもしれませんけどね。じゃ経過観察ということで、また3月に来て下さい。」ということで3月に行くことになった。
眼科の先生からも言われてるのは、今度ステロイドを飲んだら両目白内障は間違いないと。
なので白内障になるより今の状態を維持していく方がマシ、ということで、経過観察にした。
あと小さな器具を左右に動かして目の動き方を見たり、先生がつま先を押すから私が押し返す、などの簡単な検査をした。
ということで駆け抜けた15分でした!