日本は働いている8時間(たいていはそれ以上)

暇になるってことはない。

時間が空いても、ほかのことを探して何かする。



ホンジュラス人は、

手が空いたら何もしない。

フェイスブックを見るか、おしゃべりするか。


私はやることはあるのだけど、

あまりに部屋が暑すぎて疲れてしまい、

ほかの部署から来ていた、同い年くらいの男性の同僚とおしゃべりをしていた。



ホンジュラスは、経済的な格差も大きいが、学歴の格差も大きい。

学歴というか、知識の差である。

彼は大学卒で、本もよく読むので、

すごく理解力がある。ベースとしての知識があると、

私のようにうまくスペイン語を話せなくても何を言わんとしているのか

すぐに理解してくれる。

彼は頭もよくて、視野も広い。

大学卒業までの12年間、

サンペドロスーラというホンジュラス一の産業都市で生活していたので

レンピーラ県のように田舎で、

わりと伝統が強い場所だと、なかなか息の合う友達を見つけるのが難しいらしい。

私とは本の話や映画、音楽の話、旅行の話など。

この場所なら、難しいのもわかる気がする。



日本人は義務教育までにはほとんど差がないため、

基本的なことはみんなできるし、知っている。

ホンジュラスは、田舎の若い人もだいたい小学校は卒業しているが、

3年生までで終わっている人もいる。

そうするとコミュニケーションがとれない。


やはり教育は大切で

論理的に考えること、推測すること、相手のことを想像することなど

教育を受けてきたからできることなんだとホンジュラスに来て気づいた。


私でも教育の差や理解の差を感じて

「なんで伝わらないの?」とか「なんでそういう考え方になるの?」

とか

ため息をつきそうになることもあるのに、

ホンジュラス人の賢い人たちはどうその気持ちを整理して

自分の世界を作っているんだろうなんて思ってしまう。


ホンジュラス人の賢い人、というのは勉強ができることではなく、

相手のことも思いやって、話してくれたり行動してくれたりする人。

ただ偉ぶってしまうだけの人もたくさんいる。


きっと日本人以上にいろんなことがあるから

上手に受け流しているんだろうな。

そうじゃないと心が持たない。


またいろんな議論をしてみたいと思う。