ばらばらに巻き散らかしてしまった書類を
ゆっくりゆっくり拾い上げる
ひとつひとつ
目を通すと最近のことから
遠い過去までも思い出す。
一枚一枚
紙なのに重い。
懐かしくなって笑ったり
涙が出たり
してしまう
忘れたフリしてたことも
残酷に思い出されるから
手を付けたくなくて
片付けたくなくなっちゃう。
のくせに新しいものも貪欲に欲しがるから
積まれてく
現実にも夢のなかにもなれる部屋で
足の踏み場が無くなってしまっては
外へ出かける準備もしずらくなる。
目を通さなくたって
巻き散らかされた書類の重さは変わらなくて
気がつけば容量オーバーして
部屋自体も崩れそう。
今日は雨が
外に逃げ出そうとする足を止めて
私を部屋と向き合わせるから
精神的にも肉体的にも
かなりのパワーを消費するけど
覚悟して
しっかりお片付け
しないとね(*v.v)。