同級生のお通夜に行ってまいりました
残された2人のお嬢さんは、我が家とほぼ同じ年齢
がんが脳に転移しているとわかってから4ヶ月の入院生活でした
ご家族にとっては、どんな4カ月だったのでしょう
学生時代にやせっぽちで優しかった同級生は、そのままやせっぽちで優しくて、子煩悩なパパで
お嬢さんたちにおだてられた時
とても嬉しそうにしていたそうです
先輩も後輩も30人以上が集まったお清めの席で
先輩がポツリと
「◯ちゃん、今きっとここにいるよね」と言いました
いるだろうな
僕も一緒に飲みたいな、と思っているだろうな
同時に家族のところにも行って
泣かないでほしいと思っているかな
泣きたいのはパパのほうだと言っているかもしれません
やせっぽちで優しかった同級生は
自分がいなくても、なお
縁遠くなっていた先輩や後輩も一堂に集めてくれました
みんな
「久しぶりに会えたけど、こんな時でね」と口々に言ってたけれど
私はこれも
優しかった同級生からの贈り物だな
と思いました
一緒に過ごした時間も贈り物
今日みんなを会わせてくれたことも贈り物
だから
生きている内にもっと会おう
会って旧交を温めよう
とも思ったけれど
それよりも強く
自分がいなくなってもなお
こんなにもたくさんの人たちを集めて、色々な想いを呼び起こすことができる
1人の人間が生きたということは
想像以上に、そして本人が考えている以上に
スゴイことなのだな
と強く思いました
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