健康に関してはアメリカ発の情報が1番受け入れられている日本

しかし、食べ物、食べ方に関して個別の食品や栄養素を問題にするのが健康に到達する唯一の道のりだとはどうしても思えない。栄養学会や医学会が見落としているもっと大きな要素があるじゃない?といつも思ってしまいます


バターだろうが、乳製品だろうが、誇りと愛情を持って作られたものを喜びや感謝と共に摂取しさえすれば、それがすなわちアンチエイジング、であり長寿、健康につながるのではないのかと思いのです。


街中お菓子屋さんだらけ。
バターや牛乳やチーズにお肉、量だって我々日本人から見ると「3人前ですか?」と聞きたくなるような分量を召し上がって、かつデザートまでがっつり食べているフランス人


それなのに、なぜ太らないフランス人!
しかも平均寿命も世界一の日本83歳とわずか2ポイント差の81歳(あまり知られていないけれど、イタリアはたったの1ポイント差の82歳です)


フレンチパラドックスなんて言葉もあるくらい世界の七不思議になっているフランス人の肥満率の低さ。最近では肥満人口も徐々に増えて、社会問題となり、2011年末には砂糖の添加された飲料に対する通称「ソーダ税」が承認されています。それでも町を見渡す限り、太っている人は少ない。


いえね、どうしても比べちゃうんですね。砂糖、乳製品、油は悪だ!と声高に言っているアメリカは、押しも押されぬ肥満大国。国が生産性と企業利益を最優先した結果なのにね。


一方、クレープにお砂糖だけサラサラかけてパクパク食べてるフランス人が、ほっそりって。生化学的に見たら納得いかない!


アメリカでも、巨漢というような肥満の方々はカウチポテト、というような、それこそソファーに寝そべってビールがぶ飲み、コーラがぶ飲み、ポテトチップス大袋、みたいな生活なんだと思います。


フレンチパラドックスでは、結論として赤ワインに含まれるポリフェノール、レスベラトールが有効に働いて肥満や動脈硬化、心臓疾患を防いでいるのではないかという話でした。
そもそもこの結論があやしい


それから、もう一つは食品の摂取の仕方

1 決まった時間に
2 時間をかけて
3 家族や友人とおしゃべりしながら食事を摂る
4 そして、食事時間以外に間食をしない

この4点が良いのではないかと言われています。


しかしねえ、街中お菓子屋さんだらけですよ。あれ、全部、食後の血糖値が上がってる間に食べちゃうんでしょうかね?


4点の中で注目すべきなのは私は、やっぱりJOYだと思うなぁ


イタリア人もそうだけど、フランス人にとっては、食べる、ということは栄養摂取以上の意味があると思う。
もちろん日本人にとっても。みんなおいしい物が好きですよね。どこも食べている物は違うけれど


最近ではフランスでも、ファストフード店が増えたり、ビストロでもレンジでチーンの食材を出したりするそうだけれど、依然としてパンもお肉も魚もハムもチーズもチョコレートもケーキも「個人商店」がたくさんある。


個人商店の需要があるってことですよね。個人の商店主が自分の趣味嗜好(志向)で選んだ物を、その嗜好(志向)に賛同する人が買うことで成り立っています。
国やEUで定められたAOCなどの優秀な農産物を認定する仕組みもたくさんあります。誇りを持って作った物を、誇りを持って売る
そして、個人商店で買い物する時はスーパーと違ってコミュニケーションがあるでしょう?指差しで買えないこともないけれど、世間話したりするっていうのは、高齢者の健全な毎日の維持のためにも良いと思う。それがないから日本の都会ではマルチ健康グッズ商法なんかが成立してしまうんですよね。


バターだろうが(たとえトランスファットは論外としても)、乳製品だろうが、誇りと愛情を持ってきちんと作ったものを喜びや感謝と共に摂取する。


作る人(生産も含む)のJoy
売る、買う時のJoy
美味しい物を食べるJoy
楽しんで飲食するJoy
食べることで命を繋ぐことができるという感謝のJoy


アンチエイジング、ダイエット、長寿。健康のためと、あれが良いだのこれは悪いだの色々なことを言うわけですが、Joyさえあれば、タンパク質とか脂質とかコレステロールとか、そんなことは実はどうでも良いのではなかろうか?

カウチポテト、またはやけ食いには、Joyの要素が一つもないですものね


>どんなに健康に留意した生活を送っていてもこれがなければ病気になる


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