落ち込んでいる時、具合の悪い時

自分の状態を数値で表すとどのくらいになると思いますか?


絶好調を100とすると、50?60?それとも30くらい?



でも、実はそういう時はマイナスなのだと思います


ご自分では余力が残っていると考えているので、つい無理をします。100ではないけれど、70くらいあれば何とか日常のルーティンはこなせるから、馬力を出してやり過ごそうとする


一時的に昼間だけでも40くらいの力を上乗せしようとしても、そんな状態の時に実際に出ているのは、半分の20くらい。しかもそれだけの力を出すためには通常では考えられないくらいの莫大なエネルギーを消耗してしまいます


その繰り返しで、熱がでたり、朝起きるのが異常に辛いと感じた時には、すでにマイナスになっているのです


それでも「しなくてはならないこと」があると、更に必要以上のエネルギーを使って力を保とうとします


ご自分ではマイナスまで落ち込んでいる意識がないので、日常生活を維持するだけの力がでない理由がわからない


そんな時は身体が強制的にスイッチをオフにしてしまうのです。それで熱が出て動けなくなったり、朝起きようとしても、起き上がる気力自体がなくなったりします


そういう状態がたびたび起こるようになると、身体は常にマイナスから抜け出せなくなってくる


それでも一瞬なら、かなりのレベルまで押し戻すことができたことがあるので、それを再現しようと無駄な努力をして、益々エネルギーを消耗し、マイナスの数値も大きくなっていく


まるで、損切りのタイミングを逃したまま株の投資を続けているようなものです


負け始めた時に手をひいて休んでしまえば良いのに、小さな勝ちに惑わされて、まだいけるまだいける、と損(疲労やストレス)を持ち越している内に、損失ばかりが膨らんでいく


お金がマイナスになると、その分一気に大勝ちして取り戻したくなるのが人情ですが、その時に、まず何よりも優先すべきは、「ゼロに戻す」ことです


身体の不調でも、心の不調でも同じことだと思います


地面はもはや平らではなく落ち窪んでいるわけですから、取りあえずフラットに戻さないと、上には何も積み上がりません


休む
ストレスの根っこを捕まえてトコトン解決策を練る
取りあえず目先だけ自分を喜ばせる方法で憂さを晴らす


ご自分にあった穴埋めの方策、是非見つけて下さい






鍼灸・マッサージ


ホリスティクケア・プアマナ







ホリスティックケアで身体とお話し-logo