いきなり乱暴な言葉で恐縮です


しかし日本人のバリア機能は、ただ「壊れている」では不十分なほどぶっ壊れている、と感じるのです



小学生のクラスの半数が花粉症
アレルギー疾患の急増
など


私の考える限りバリア機能破壊原因の多くが経皮吸収によるもの


すなわち
水道水
シャンプー
リンス
ヘアカラー
入浴剤
石鹸
洗剤
柔軟剤
化粧品
整髪料
など


これらについては、いまさら一つ一つ申し上げるまでもないと思います


ただ一つ、純石鹸や、パックスナチュロンなどの製品を「界面活性剤」が入っていないと安心なさっていらっしゃる方、合成でないだけで、石鹸である以上は界面活性剤です。当然皮脂や皮膚常在菌も汚れと共に取り去ります


しかし、それで皮膚が中性に戻り、その後に正常な皮脂分泌がなされれば、それ以上の問題はありません。合成界面活性剤の場合は、さらに皮膚に成分が残留するから問題なのです。成分が分解され(消え)にくいから、当然排水として流されても消えにくいまま海に流れ込みます


ですから、純石鹸でも皮膚が正常に皮脂を分泌しなければやはり問題は残ります。



経皮吸収以外では、女性は生理ナプキンも大きな害をもたらしていると思います



ある時から、おりものシートのCMが、盛んに放送されているのに気づきました


そんなに売れるのかな?と疑問に思っていたのですが、やはり需要があるから宣伝しているらしいのです


性器からの成分吸収率は腕からに比べると46倍ともいわれています


毎月約一週間、女性が使用するナプキンに、いい加減な成分が含まれていたら…


おりものシートの需要が増加したこと、子宮筋腫や子宮けい癌の増加には生理ナプキンの成分のために、子宮の常在菌を殺して、逆に有害な菌を増やしていることが少なからず、関係していると思います



先ほどの石鹸でも触れましたが、菌などの感染繁殖を防ぐための自己対処法として、婦人科でも、常在菌を殺さないために「石鹸を使用しない」と指導しています



こうなると、皮膚科で頭も身体も石鹸を使わないように指導しない理由が、全くわかりません



皮膚だって性器と同じように外界に接している内臓なのに、常在菌を守らなくて良いのでしょうか?アトピーでも低刺激の石鹸のサンプルくれますよね


低刺激というのがそもそも怪しい


水道水は、傷口があっても消毒薬がいらないくらい殺菌効果があると、水道局でも説明しています

我々は、どれだけ菌を殺そうとしているのか


腸内細菌も当然、様々な要因で正常な均衡は保てなくなっているから、アレルギーが減らないのです


そうなると、免疫機能も不全になって、負のスパイラルにまっしぐら


そうやって考えると、アレルギーを改善するための魔法の妙薬は存在しないことがわかると思います


塗り薬だけ、低刺激の石鹸だけ、オメガ3だけ、水だけ、「これだけでアレルギーがみるみる治った!」というのは、一瞬症状が緩和したように見えただけの勘違いなのです



バリア機能が壊れているということは、異物の侵入を許し、排除できない。すなわち免疫機能が働かないということですから、これはアレルギーだけの問題ではありません

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