昨日の記事、ダイバーシティー


にも書いた、多様性のことなども含め、解剖学者の養老孟司さんが


珍しく環境問題について書いた本があります






いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)/養老 孟司



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虫取りが趣味の養老先生は、人間の身体をずっと見てきた方でもあります





環境問題や、人体への理解を、現代人が得意の

マニュアル化と

短絡思考

で考えることがなぜ愚かなのかがわかると思います


当たり前だと思っていたことが、実は、とんでもないところに影響を及ぼしていた




自然も人間の身体も、ああすればこうなる、方式で理解できるものではないと思います




でも、これさえやれば治る!



これをやったのに治らない!


というあまりに短絡的な主張が後を絶ちません


疑問に思う
観察する
結論を急がない
わかったつもりになって相手を支配できるなどとは考えない



そんなことの大切さが書かれています



まあ、ムー様の本ももうすぐ出るし、野人エッセイす、さえ読んでいれば十分なのですが…