ある系にある物質に濃度の差があれば拡散し、濃度は均一になる

という常識を破ったのがチューリング、とのこと

チューリングはメラニン色素で模様がどうやってできるかを微分方程式で示した

細胞内にメラニンを活性する物質Aと抑制する物質Bがあるとき、いずれ拡散して均一の濃度になる

のではなく、細胞膜が片方の物質は通さず、もう片方は通すとすると、

ある細胞内に活性物質が増えると、それを抑制する物質も増える

しかし、抑制物質は流出するが、活性物質は流出しないという拡散膜の性質があれば

その細胞内には活性物質がどんどん増えるであろう

とのこと

これは微分方程式で示すことができる