2018年3月29日


約一ヶ月が経とうとしていた。


近所の内科でいただいた紹介状を持って、朝一番で、タクシーで総合病院へ行く。


初診、予約なしだったけど、紹介状があったので、何時間も待たされることはなかった。


総合診療科へ。

今までの経緯をざっと説明する。


CRPが高く、内科の抗生剤も効き目はなかった。

左股関節が痛い。

微熱〜38℃の熱が出る。


先生はすぐに検査の指示を出す。

血液検査、尿検査、レントゲン、造影CT


私があまりにもつらそうなので、検査後、処置室で横になり、点滴をうってもらう。


先生は処置室まで来てくれて「辛いところ申し訳ないけど、股関節のMRIを撮ってきてくれる?」

車椅子でMRI室へ。

横に寝て、両足のつま先を重ねる姿勢が、何より痛い。


終わってからも処置室で横になっていたら、再び先生が。


「まず、腎盂腎炎ではない。

MRIでは、股関節に水が溜まっている。

このまま返すわけにはいかないなぁ。

抗菌剤の点滴になるから。」

私は迷わず「入院させてください」

と、そのまま病室の住人になった。


これで、やっと仕事が休める。そう思った、辛い一ヶ月だった。