虐待最悪4万2662件、強制立ち入り2件 | おじぃちゃんの事件簿

虐待最悪4万2662件、強制立ち入り2件

『虐待最悪4万2662件、強制立ち入り2件』


昨年4月の児童虐待防止法の改正で盛り込まれた児童相談所(児相)の

「強制立ち入り調査」

の実施が、2008年度は2件にとどまったことが14日、厚生労働省の調べで分かった。


一方、08年度に全国の児相で対応した児童虐待の件数は4万2662件で、過去最悪を更新。


虐待が後を絶たない中で強制立ち入り調査が少ない現状について、厚労省は…

『現場の職員が強制権行使をためらう傾向がある』

とみている。


厚労省が改正法の施行後1年間の状況を初めてまとめた。


強制立ち入り調査は、保護者が2度目の出頭要求に応じなかった場合に実施できる。


08年度に保護者に出頭を求めたのは28件。


このうち、保護者が応じたのは8件。


求めには応じなかったが、家庭訪問などで児童を一時的に保護したり、在宅で支援したりしたのは16件あった。


保護者が出頭せず、児相の調査でミイラ化した乳児の遺体が発見されたケースもあった。


厚労省によると、このケースでは親が逮捕され、死体遺棄罪などで起訴されている。


再び出頭要求をしたのは3件あり、それでも応じなかった2件について強制的に立ち入り調査を実施した。


1件は、転校手続きがされておらず、子どもが登校できない状況だった。


母親が連絡に応じないため、合鍵を使って家に入り、子ども3人を保護した。


もう1件は、家の中がゴミだらけで異臭が発生。


合鍵で強制的に家の中に立ち入り、子どもを保護したという。


強制立ち入り調査が2件だったことについて、厚労省の担当者は


『改正法施行から間もないこともあり、どんなケースで調査に踏み切るか、判断に迷っている部分があるのでは』


と説明。


児童福祉司数など、児相側の体制整備が追いついていないのも背景とみられる。


一方、08年度に全国の児相で対応した児童虐待の件数は、前年度比2023件増の4万2662件で、過去最悪。


統計開始の1990年度以来、増加し続けている。


全国の警察が昨年1年間に摘発した児童虐待も最多の307件で、被害児童45人が死亡した。


◆児童虐待防止法◆

2000年施行。

昨年4月の改正法施行前までは、虐待の疑いがあっても保護者が拒めば立ち入り調査を実施できなかったが、改正法では裁判所の許可を得た上で、鍵を壊すなどして強制立ち入り調査ができるよう児童相談所の権限が強化された。




(::´Д`){子供を虐待したくなったら、子供の笑顔を思い出してほしい、子供はお父さんお母さんが大好きなんだよ。