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※写真中央、「海の中道大橋」福岡市東区



『飲酒死亡事故、10年間で4分の1に 厳罰化などで』


警察庁によると、08年は飲酒が原因の死亡事故が全国で305件起きた。


98年は1267件で、10年間で4分の1以下に減った。



福岡市の3児死亡事故など悲惨な事故が相次いだことや飲酒運転への罰則が強化されたことなどから、改めて減少傾向が強まっている。



飲酒死亡事故は90年代、年間1千件台で推移。


93年は1480件に上り、その後も横ばいが続いた。


ところが、飲酒運転への罰則が強化された02年は大台を割って997件に。


03年は780件に減ったが、04、05年は700件台で減少は小幅に。


しかし、06年8月に福岡市で3児死亡事故が起き、07年の改正道交法で処分対象が同乗者らにも拡大されると

06年611件

07年430件

08年305件


と減り続けた…。


福岡県内でも飲酒運転による事故は年々減少。


3児死亡事故があった06年は650件だったが…


07年は366件

08年は284件

に。


99年は1684件起きており、約10年間で2割以下になった。


福岡県警交通指導課の熊丸高良管理官は…


『厳罰化などで大幅に減ったが、まだ根絶にはほど遠い。厳しい取り締まりを続けたい』


と話す。






『3児死亡事故に懲役20年 福岡高裁、1審破棄 危険運転罪を適用』


福岡市で平成18年、飲酒運転で多目的レジャー車(RV)に追突して海に転落させ、幼児3人を死亡させたとして、危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた元同市職員、今林大(ふとし)被告(24)の控訴審判決公判が15日、福岡高裁で開かれた。


陶山博生裁判長は、業務上過失致死傷罪を適用して

『懲役7年6月とした1審福岡地裁判決を破棄』

危険運転致死傷罪を適用し、懲役20年を言い渡した。


被告本人は出廷しなかった。


幼い3人のきょうだいが亡くなったこの事故は、飲酒運転根絶の世論を高め、道交法改正による罰則引き上げや飲酒運転への同乗罪新設など厳罰化がさらに進むきっかけとなった。

判決理由で陶山裁判長は…


「今林被告は相当量の飲酒をして、酒を飲んだ飲食店でもバランスを崩したり、酔っていると発言していた」

と認定。


「正常な運転ならば先行車を当然認識できたはずで、アルコールの影響で正常な運転が困難だったとしか考えられない。脇見が事故原因とした1審判決の事実認定は誤りだ」


と述べた。


その上で量刑の理由を…


「3人の尊い命を奪った結果は重大で被害者には極めて厳しい処罰感情がある。失職を恐れて逃走し、証拠隠滅まで図り悪質だ。懲役20年が相当だ」


とした。


1審で検察側は懲役25年を求刑したが、福岡地裁は結審後、予備的訴因として業過致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪を追加するよう検察側に命令。


1審判決は高度な酩酊(めいてい)状態を否定した。

控訴審で検察側は、見通しのいい道路で事故を起こした状況などをあらためて立証。


弁護側は…


『被害者の車が急ブレーキをかけたことや被告の脇見など双方の過失が競合して事故が起きた』


と反論していた。


※被害者は急ブレーキをかけていません、今林被告の言い掛かりです。


判決によると、今林被告は18年8月25日深夜、自宅と飲食店2店でビールや焼酎などを飲んで車を運転。


福岡市東区の


「海の中道大橋」


を時速約100キロで走行中に同市の●●さん(36)の一家5人が乗ったRVに追突、博多湾に転落させ、3児を水死させた。