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『京都・舞鶴女子高生殺害、「自転車の男」殺人容疑で逮捕へ』


京都府舞鶴市で昨年5月、府立東舞鶴高浮島分校1年小杉さん(当時15歳)が殺害され、遺体が朝来(あせく)川沿いの雑木林で見つかった事件で、京都府警舞鶴署の捜査本部は、殺人、死体遺棄容疑で自宅を捜索した無職男(60)(窃盗罪で服役中)を、両容疑で近く逮捕する方針を固めた。


付近の聞き込みなどから、府警は男を現場周辺の防犯カメラに小杉さんと映っていた

『自転車の男』

とほぼ断定した。


遺体発見現場近くで、男とみられる人物が、小杉さんと一緒にいるところも目撃されていたことが新たに判明。


男以外に現場周辺にいた人物がおらず、男が小杉さんの事件に関与した疑いが強まったと判断した。


捜査関係者によると、府警は、事件があった昨年5月7日未明、複数の防犯カメラに映った「自転車の男」の画像の解析を大学に依頼し


『男と同一人物とみても矛盾しない』


という結論を得た。


さらに、男が6日夜、舞鶴港近くの飲食店に自転車で来店し、7日午前1時頃に店を出たことが判明。

飲食店を出た際の服装などがこの人物と酷似しており、所有している自転車も防犯カメラと似たタイプだったことなどを明らかになった。


カメラのある府道は、この店から男の自宅に向かう途中にあり、小杉さんの最後の足取りとも重なっていた。


府警は、男にアリバイがなく、この男に酷似した人物が午前3時過ぎに、小杉さんと一緒にいるところが目撃されていたことなどの状況証拠を積みかさねた結果、この男が小杉さんと最後に接触した可能性が高いと結論づけた。


司法解剖の結果、小杉さんの死亡推定時刻は7日未明とみられる。


男は舞鶴市内の民家で女性の下着や神社のさい銭を盗んだとして昨年11月、窃盗容疑で逮捕、起訴された。


府警は、男が「自転車の男」に似ているなどとして同11~12月に計6日間、自宅を捜索、約2000点の押収物の鑑定を進めてきた。

捜索には男の弁護人も立ち会う異例の展開となった。


男は今年2月25日、京都地裁舞鶴支部で懲役1年の判決を受け、確定した。


現在は京都刑務所(京都市山科区)で服役している。


男は窃盗容疑で逮捕される前、朝日新聞記者の取材に対し、小杉さんとの面識について

『全然、知らん』

と否定し、事件当夜については

『病気やから寝ていた』


などと話していた。



捜査本部によると、小杉さんは08年5月6日夜、自宅を徒歩で出たまま行方不明になり、同8日朝、約7キロ離れた舞鶴市朝来(あせく)中の朝来川南側の雑木林で遺体で発見された。


顔などに激しく殴打された跡があり、遺体には土がかぶせられていた。