元広告マンのスタバ店員 体験談がベストセラー、映画化も
ある朝突然に言い渡された解雇…。
輝かしいキャリアから一気に転落した人生を、救ってくれたのは
『スターバックス』
だった――。
60代で
『スタバ店員』
となった元広告マンの体験談がベストセラーとなり、全米で人気を呼んでいる。
近く、
『トム・ハンクス』
のプロデュース、主演で映画化される見通しだ。
本のタイトルは、
『How Starbucks Saved My Life』
(スターバックスはいかに私の人生を救ったか)
著者の
『マイケル・ゲーツ・ギル氏』
は、
米誌ニューヨーカーの記事などで知られる文筆家ブレンダン・ギル氏の息子として生まれ、名門エール大学を卒業。
広告大手
『J・ウォルター・トンプソン』
に勤めた。
ディオールやフォードなど有名ブランドのキャンペーン企画で活躍し、重役に上り詰めた。
家庭では5児の父となり、高級車に豪華な休暇と、華やかな生活を送っていた。
だが勤続26年を迎えた5年前、
朝食に招かれた席で突然の解雇を告げられる…。
『あなたの報酬は高すぎる、若い人間に道を譲ってほしい…』
――という理由だった。
『ふふ…外へ出たとたん、どっと涙が出たのを覚えているよ』
と、ギル氏は振り返る。
63歳にして、人生が暗転した。
在任中に開業していたコンサルティング会社も店じまいし、さらに妻との離婚、脳腫瘍の宣告と、打撃が続いた。
傷心の日々が続くなか、朝のコーヒーを飲もうと入ったスターバックスで、ギル氏の人生は再び動き出す。
ニューヨーク郊外ブロンクスビルの住宅地の一角。
たまたま求人キャンペーン中だったその店で、店長に勧められるまま働くことに。
ブランド物のスーツの代わりに緑のエプロンを着け、ラテを作ったり床を拭いたりする毎日が始まった。
時給は10ドル(約900円)。
『トイレ掃除は得意なんだ。フェラーリのようにピカピカに磨いてみせる』
と胸を張る。
『職を失ったのは天からの贈り物だったと、今は思っている。仕事はパートタイムでも、人生はフルタイムで、これまでにないほど楽しんでいるよ。すべての終わりと思えた失業は、始まりにすぎなかったんだ』
(::´Д`) { マジ、かっけ~