日産、『2万人削減へ』…3月期の営業赤字1800億円
『日産自動車』
は9日、
2009年3月期連結決算の業績見通しを下方修正し、
本業のもうけを示す営業利益が昨年10月時点に予想した2700億円の黒字から
『1800億円の赤字』
に転落すると発表した。
世界的な景気悪化による販売不振と円高進行などが響き、営業赤字に落ち込むのは14年ぶり。
現在の
『カルロス・ゴーン社長』
が1999年に最高執行責任者(COO)に就任して以来初めてだ。
業績悪化に伴い、09年度中に
『国内外でグループの従業員2万人を削減する』
この結果、09年3月期は自動車大手10社のうち5社が営業赤字となる見通しだ。
日産の税引き後利益は、1600億円の黒字予想から2650億円の赤字になる見込み。
日産は
『全世界で23万5000人』
いる従業員の8・5%にあたる
『2万人』
を
『10年3月までに削減』
する。
国内では、日産本体の10年春の新規採用をほぼゼロに抑制する計画などを通じて
『グループ全体で1万2000人減らす』
内訳は、
『正社員が4000人』
『非正規従業員が8000人』
となる見通しだ。
『硬式野球部など企業スポーツ活動もすべて休止』
従業員が仕事を分け合う
『ワークシェアリング』
の導入や残業時間の短縮などで09年度の労務費を
『08年度より2割減らす』
方針だ。
09年3月期の自動車10社合計の営業利益は4000億円規模の赤字となり、08年3月期と比べると、1年間で約5兆円の利益が吹き飛ぶ計算だ。
営業赤字を計上するのは、日産のほか、
『トヨタ自動車』
『マツダ』
『富士重工業』
『日野自動車』
の5社。
税引き後利益では、59年ぶりの赤字を計上するトヨタを筆頭に、三菱自動車といすゞを加えた7社が赤字に転落する。
赤字を免れた
『ホンダ』
『ダイハツ工業』
『スズキ』
は不況の中でも小型車や軽自動車などが健闘して収益を下支えした。
自動車業界の生産調整も加速している。
読売新聞社が集計した08年度の10社の減産規模は9日時点で計414万台超に達し、年度当初の計画に比べて17・2%減となる。
減産に伴う期間従業員や派遣社員など非正規従業員の削減数も合計で2万人を超えた…。
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