シャープも赤字 3月期見通し、黒字600億円予想一転… | おじぃちゃんの事件簿

シャープも赤字 3月期見通し、黒字600億円予想一転…

 シャープの09年3月期連結純損益が、赤字に転落する見通しとなった--。

筆頭株主として保有する

『パイオニア株などの評価損を特別損失』

として計上。

『液晶パネルをめぐる国際カルテルの罰金』

に加え、世界的な景気後退による主力の

『液晶テレビの収益悪化』

円高も影響する。


シャープの純損益の赤字は、56年に東京証券取引所に上場して以来、初めて。



『昨年10月時点の予想では、600億円の黒字を見込んでいた』

『1300億円を見込んでいた営業利益も大幅に減りそうだが「黒字は確保できる」』(幹部)

という。


これら業績の下方修正を2月6日に発表する。


シャープは昨年末時点でパイオニア株の評価損が367億円にのぼるなど、

保有する有価証券の評価損が計432億円となり、10~12月期の連結決算で540億円程度を特別損失として計上すると発表していた。


昨年11月には米司法省に対し、国際カルテルの罰金1億2千万ドル(約108億円)の支払いに合意している。


その後、期待をかけた

『年末商戦でも、液晶テレビの価格下落が激しく、当初見込んでいた採算は確保できなかった』

模様だ。


景気後退を受け、液晶パネルの生産体制の見直しに着手。


テレビ向けパネルを製造していた

『亀山第1工場を一時停止し、生産ラインの切り替え』

も手がけており、こうした費用も計上される見通し。


業績の下方修正は今年度、2度目になる。


電機大手では、ソニーや日立製作所、東芝など、通期での赤字転落を発表する企業が相次いでいる。





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