娘2人を強姦、27年間で妊娠19回の父親に終身刑 英国 | おじぃちゃんの事件簿

娘2人を強姦、27年間で妊娠19回の父親に終身刑 英国

実の娘2人を27年間にわたって強姦し続け、計19回妊娠させていた56歳の被告に対し、英国シェフィールドの刑事法院は25日、終身刑を言い渡した。


刑期は最低でも19年6月で、服役中の態度によっては保護観察付きで仮釈放される可能性がある。


被告の氏名など詳細は、被害に遭った女性や生まれている子供たちに考慮し明らかにしていない。


被告は10月に強姦や暴行の罪で有罪判決を受けていた。


被害者の女性2人は今年6月、警察に詳細を告白していた。


実父の暴力は1981年ごろ、姉妹が8─10歳ごろから始まったという。


抵抗すると殴る蹴(け)るの暴力を受け、ガスコンロで耳や腕を焼かれもしたという。


逃げようとすると、刃物をのどに突きつけられて脅された事もあった。


姉は計7回妊娠し4人を出産。


うち2人は誕生後に死亡した。


妹は計12回妊娠し、5人を出産。


残る10人の赤ちゃんのうち、5人が流産、5人を中絶した。


娘たちの母親は1990年代初めに家を出ている。

既に離婚が成立していると見られ、検察側は罪に問わないとしている。


被告には息子がおり、1997年に父親の暴行を警察に告発しようとしたが、父親の暴力におびえる姉妹が協力を拒否していた。



また、98年には英国で虐待を受ける子供たちを保護する団体に、娘の1人が連絡し、自分の出産した子供たちの世話を求めた。


しかし、子供たちの安全については保証できないとされ事件が表ざたにならなかった。



アラン・ゴールドサック裁判長は


『約40年かかわってきた刑事訴訟の中でも最悪の内容だ』

と嘆いた。


また、被害者の娘2人が妊娠、流産、中絶、出産した際には、病院に連れて行かれていたほか、一家の子供たちが増えているのに通学していない状況などの異常状態に周囲の人々が長い間にわたって気付いていなかったことについて疑問が残ると指摘している。



当局は現在、この家族に起こっていた異常な事態がなぜ早い段階で判明しなかったのかの経緯について調べている。




欧州では今年、オーストリアで実の娘を24年間にわたって地下室に閉じこめ7人の子供を産ませた男が逮捕、起訴された。


ポーランドでも実娘を6年間監禁し子供2人を出産させた父親の事件が発覚している。