デビュー作公開中『ブリュレ』林田賢太監督が死去 | おじぃちゃんの事件簿

デビュー作公開中『ブリュレ』林田賢太監督が死去

劇場デビュー作品

『ブリュレ』

公開中の映画監督林田賢太(はやしだ・けんた)さんが東京都世田谷区の事務所で死去したことが7日分かった。

32歳だった。


『ブリュレ』の配給会社

『ゼアリズエンタープライズ』

によると、林田さんは病気とみられるが、死因は不明。


10月31日夜、仕事仲間と飲食後、代表を務める映像制作会社の事務所に1人で向かい、5日朝、事務所を訪ねた関係者が遺体を見つけたという…。


林田さんは大阪府出身で、日本映画学校卒。


葬儀・告別式は既に近親者で済ませ、お別れの会が14日午後6時半から東京都渋谷区円山町1ノ5、カフェ『プロローグ』で開かれる。


同作の公式サイトには、監督死去を受けてメッセージが掲載された。

《以下全文》

いつも林田賢太監督作品『ブリュレ』を応援してくださり、誠にありがとうございます。

本当に突然のことではございますが、林田賢太監督が、2008年11月1日、病気のため急逝されました。(享年32)

『ブリュレ』が、林田監督の劇場デビュー作であると同時に、遺作となってしまいました。

『ブリュレ』というのはフランス語で「焦がす」という意味ですが、本作はまさに林田監督が命を、魂を、焦がして、作り上げた「生の結晶」だと思います。

林田賢太という若く才能あふれる監督がいたということ、そして林田監督がいつも言っていた「人生は、美しい」という想いを、この作品を通じて一人でも多くの方に感じていただけたら幸いです。

映画『ブリュレ』は、11月14日まで、渋谷ユーロスペースにて連日21時からレイトロードショー中です。

どうか、きらきらと輝く「生の結晶」を、見にいらしてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

《以上》




STORY

ある日、日名子のもとへ4歳の時事故に遭って以来離ればなれに暮らしていた双子の妹・水那子が訊ねて来る。

十数年ぶりの再開を果たした姉妹は、叔父の営む洋菓子店で一緒に暮らし始める。

祖母の遺骨を墓に納めるために訪れたと言う水那子だが、それは嘘だった。


彼女は悪性の脳腫瘍で、余命数か月と宣告されていたのだ…。



『4年前、ある双子の写真を見て、あまりにゆるぎない、絶対的なつながりのようなものを感じて映画にしたいと思いました。人と人との結びつきが希薄になった現代へのアンチテーゼとして、この映画で何かを問いかけることができればと思って作りました』
(林田監督談)




主演の水那子と日名子は、オーディションで選ばれた中村梨香と中村美香の本物の一卵性双生児の姉妹が演じている。



演技経験のなかった主演2人の実際の成長も映画に映し出すため、夏と冬の季節を撮り分け、長期に渡り撮影したというこだわりの作品。


『ブリュレ』

脚本・監督:林田賢太

撮影:早坂伸(J.S.C.)

プロデューサー:赤間俊秀、三坂知絵子

キャスト:
中村梨香
中村美香
平林鯛一
瀬戸口剛
小田豊

配給:シネバイタル
配給協力:ゼアリズエンタープライズ


映画『ブリュレ』 プロダクションノート

http://ameblo.jp/brulee-production/






(::´Д`) { 監督のご冥福をお祈りします。