2人の死刑を執行 森法相就任から約1カ月で初 | おじぃちゃんの事件簿

2人の死刑を執行 森法相就任から約1カ月で初

法務省は28日、死刑囚2人に死刑を執行したと発表した。


森英介法相が9月24日に就任してからほぼ1カ月で初めての執行となった。


福田前首相が退陣を表明した直後の9月11日に保岡前法相が3人に執行して以来。


これで確定死刑囚は101人となった。


死刑は、約1年の在任期間中に13人に執行した鳩山元法相の当時から、約2カ月に一度の割合で執行されていた。


今回は、それを上回るペースで行われたことになる。


森法相は、執行を発表する会見で


『法の求めに従って粛々と自らの職責を果たした。慎重かつ適正な検討を加えた。時期や間隔は一切、意識にない』


と語った。


就任時の記者会見では、死刑について


『粛々と実施することが妥当。鳩山元大臣の考えに共感する』


と話していた。


法務省によると、執行されたのは

久間三千年(くま・みちとし)(70)

高塩正裕(55)


の2死刑囚。


久間死刑囚は福岡拘置所、高塩死刑囚は仙台拘置支所で執行された。


久間死刑囚は、92年2月に福岡県飯塚市で登校中の小学1年の女児2人を車に誘い込み、首を絞めて殺害。


遺体を同県甘木市(現・朝倉市)の山中に捨てた。


殺人と死体遺棄などの罪に問われ、06年9月に最高裁が上告を棄却し、死刑が確定した。


同死刑囚は、逮捕以来、一貫して無罪を主張していた。


高塩死刑囚は04年3月、福島県いわき市で、女性(当時83)と、その娘(同55)の2人をナイフで刺して殺害し、現金約5万円を奪った。


強盗殺人罪に問われ、06年12月に高塩死刑囚側が上告を取り下げて、死刑が確定していた。



07年までの10年間で執行された死刑囚は刑が確定してから平均して8年間、拘置所に収容されてきたが、久間死刑囚は約2年、高塩死刑囚が約1年10カ月だった。