“主役”の自殺でロス疑惑に幕、『まさか…』捜査官も絶句!! | おじぃちゃんの事件簿

“主役”の自殺でロス疑惑に幕、『まさか…』捜査官も絶句!!

四半世紀もの間、社会の関心を集めた「ロス疑惑」が、主役の自殺という形で突然、幕を閉じた。


米自治領サイパン島で7か月にわたって拘束され、米ロサンゼルスに移送されたばかりだった元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(61)(日本で無罪確定)が10日夜(日本時間11日昼)、ロス市警の拘置施設で自らの命を絶った。


この日午前に面会した日本総領事館の館員は衝撃を隠しきれず、今回の捜査を担当したロス郡検事局の捜査官も

『まさかこんな展開になるとは…』

と絶句した。



『自殺するなんて全く信じられない!』



この日午前10時すぎ、ロス市警の拘置施設内で、三浦元社長と面会した日本総領事館の出木場勝・領事部長はそう振り返った。


三浦元社長は同日午前5時ごろ、ロサンゼルス空港に到着し、ロス中心部のロス市警本部に移送された。同9時50分ごろ、拘置施設内から

『領事と面会したい』

と日本総領事館に電話をかけてきた。


出木場領事部長が面会室でガラス越しに対面すると、シャツにジーンズ姿の三浦元社長は

「長旅で体調は大丈夫か?」

という質問に『元気です』と答え、『私は食物アレルギーがあり、油で揚げたものは食べることができない』

などと語ったという。


この時、三浦元社長は仮眠した後だったようで、出木場領事部長は

『顔色が良く、話し方もしっかりしていた。自殺を聞いてまさかと思った』

と語った。


『27年前の一美さん銃撃事件で三浦元社長と一美さんが搬送された病院と、今回死亡が確認された病院は、同じだった』


事件の発生当初から捜査にあたり、今年2月に三浦元社長がサイパンで拘束されたことを受け、ロス郡検事局に復帰した『ルイス・伊藤』さん(77)は


『ミウラは自殺をするような男だとは思わなかった。サイパンを出る時は『ロスで戦う』と言っていたそうで、こちらも裁判で長い戦いになると覚悟していたのだが……』


と絶句し


『法廷で真相を明らかにすることができなくなってしまい誠に残念…』

と語った。


三浦元社長の弁護を担当する『マーク・ゲラゴス弁護士』は滞在中のイタリアで、元社長の自殺を担当検事から知らされた。


ゲラゴス弁護士はAP通信の電話取材に対し


『衝撃を受けた。担当弁護士の一人が昨日(10日)、元社長に12時間付き添っていたが、精神状態はよいように見えた。彼は、この事件を戦うのを楽しみにしていたのに…』

と話した。


元社長の妻はロサンゼルスに向かうところで、到着後、同弁護士と面会する予定だったという。