心身障害者団体のための特別な割引郵便制度、ダイレクトメール広告に悪用!! | おじぃちゃんの事件簿

心身障害者団体のための特別な割引郵便制度、ダイレクトメール広告に悪用!!

心身障害者団体のための特別な割引郵便制度が、ダイレクトメール(DM)広告に悪用されていたことが『朝日新聞』の調べで分かった。


複雑な制度や郵便事業会社(JP日本郵便)のチェックの甘さが突かれた結果だが、加担して、いくばくかの利益を得ていたという障害者団体側は

『はあ?ウチだけじゃない』

と明かす。

「お客様限定!!」

「初夏の超お得市 最大70%OFF!!」


上質紙の封筒の表に躍る派手なカラー広告。

封を開けると

「紀州和歌山産 南高梅」

「黒毛和牛タレ漬け焼き肉セット」


などの大きなカラー写真が目に飛び込んでくる。


写真は封筒の裏表紙にも広がる。


いずれも通信販売の広告だ。


封筒の中には、タブロイド判の「記事」もある。


メーン広告に添って

「梅干しで料理上手に」

と題した料理法の説明で、障害者団体が発行所だとわかるのは、この文書の右上に小さく入った団体名と住所、それに


『福祉・環境・健康情報紙』

『年間購読料1000円』


という印字からだ。



こうした記載によって、あからさまな広告が、郵便法で大幅に料金が割り引かれる

『障害者団体の刊行物』

に生まれ変わってしまうという『仕掛け』だ。


取材で、少なくとも神戸市、大阪府枚方市、同吹田市の各障害者団体が月3回以上発行していることがわかった。


これができるのは、『刊行物』の内容に制限がないうえ、そもそも『刊行物』の印刷部分の半分までの広告掲載が許されているからだ。



ただ、大きな問題がある。


この割引を受けるには


『発行部数の8割以上が有償で購読されていなければならない』


という条件だ。


実際、今回の郵送先は、ほぼ広告主の『ウイルコ』が

『DMを送りたい相手』

だった。


例えば、吹田市の団体の理事は


『ウチの1回の発送先は平均10万部で、月3回。だが、購読者は40人余』


と認め、枚方市の団体理事も


『(購読者は)60人程度』

と明かした。


両者とも


「すべてを任せている広告会社の新生企業から『違法性はない、他の障害者団体もやっているが問題はない』と言われ、やっても大丈夫だと思った」


という。


ただ、購読を望まない、広告主の顧客リスト先へ発送しているため、郵送先から

『こんなの福祉法人のすることか!!』

『もう送ってくるな!!』



といった苦情も多いという。





(::´Д`) { ゴクリ…『黒毛和牛タレ漬け焼き肉セット』が気になっちゃう感じ