放火のビデオ店 窓2カ所の内側に石膏ボード、密閉状態 | おじぃちゃんの事件簿

放火のビデオ店 窓2カ所の内側に石膏ボード、密閉状態

15人が死亡、10人が負傷した大阪の個室ビデオ店放火事件で、ビル1階の同店にあった2カ所の窓が、内側から石膏(せっこう)ボードを張られ、完全にふさがれた状態だったことが、大阪市消防局の調べで新たにわかった。

同市建築指導部は建築基準法違反の疑いで詳しく調査する。


市消防局によると、放火された大阪市浪速区の個室ビデオ店『試写室キャッツなんば店』には、駐車場に面した壁に窓が2カ所あった。


大きさはいずれも縦45センチ、横120センチで、外側には鉄格子がはめられていた。


窓はそれぞれ個室に面していたが、内側から石膏ボードでふさがれ、利用客からは窓とはわからない状態だったという。


建築基準法では、このビルのように3階建て以上で延べ床面積が500平方メートルを超える建物については、窓や出入り口などの排煙口や排煙機の設置が義務づけられている。


同市建築指導部は、窓が排煙設備としての機能を果たしていなかった疑いがあるとして、近く立ち入り調査することを決めている。