『もう、どうでもいいや』と犯行 福岡・男児殺害容疑の母 | おじぃちゃんの事件簿

『もう、どうでもいいや』と犯行 福岡・男児殺害容疑の母

社会に大きな衝撃を与えた福岡市の小学1年●●君(6)の殺害事件。

殺人などの疑いで福岡県警に逮捕された母親の薫容疑者(35)が、弁護人の接見に、事件前後の心の動きを語り始めている。


子どもへの負い目、自殺未遂、殺害後の混乱……。

弁護人の説明からは、病気と育児に悩む母親の素顔が垣間見える。


弁護人によると、薫容疑者は夫と●●君の3人暮らし。


薫容疑者は数年前から全身に激しい痛みが生じる病気を患い、トイレの際は夫や●●君に手伝いを頼んでいた。


1人でいる時は極力水分をとらないようにしていたという。


厚生労働省によると、この病気は原因が不明だ。


治療法も確立されていない。


現在の薫容疑者は警察署内で階段を歩くことも難しいという。


一方、●●君には軽度の発達障害があり、小学校では特別支援学級に通っていた。


薫容疑者は

『手がかかる』

と感じていたという。


自らの病気で主治医に入院を勧められたが

『●●と夫を2人だけにするわけにいかない』


と断った。


ただ、授業参観などに満足に参加できず、不満を募らせる●●君に負い目を感じていたという。


病状は最近、悪くなった。

何度か自殺を考え、今月上旬には大量の睡眠薬をのんだという。


薫容疑者が薬を流し台にはき、●●君が水を流してもう一度のむのを防いだこともあった。


事件の10日ほど前からは、自殺に使うために細長いホースを持ち歩くようになっていた。


7月の夏祭りですくった金魚を飼うためのものだった。


今年の夏休み、薫容疑者は●●君とほとんど遊んであげられず、事件直前の2、3日は寝たきりだった。


『たまには遊ぼう』


と2人で向かったのが小戸公園だった。


公園で●●君に


『一緒に遊ぼう』


と誘われたが、体調が悪く、応えられなかった。


●●君にトイレの介助を頼むと、●●君の不満が爆発した。

『1人でできないの』

薫容疑者はホースで●●君の首を絞めたという。


『絶望的になり、もうどうでもいいやと思った』


薫容疑者は混乱した状態で夫に電話をした。


死亡したことが伝わらなかったのか、夫からは、周りに聞いたり、携帯電話の全地球測位システム(GPS)を使ったりして捜すように言われ、その通りの行動を取ったらしい。


その後は家族から慰められ、殺害を明かせなかったという。



薫容疑者は弁護人に、家族3人で昨年、沖縄に旅行した思い出などを語った。


『弘輝の声が聞こえる。弘輝のところにいかないと』



■計画性の有無、慎重に捜査


県警も、薫容疑者が弁護人に話した内容をほぼ調べで把握している。


が、薫容疑者の供述にはあいまいな点もあるという。


公園に行って間もないうちに殺害したとみられることから、計画性の有無について慎重に調べている。


また、弘輝君が見つかったのが、トイレの外壁と柱のすき間の人目につかない場所だったことや、携帯電話を離れた林に捨てて周囲の人と捜したことなどは、第三者の犯行を装った可能性もあるとして、さらに薫容疑者から詳しく事情を聴く。






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