『もう少しそばにいてほしい』 featuring 園部
『交番所長、替えないで』毒入りカレー被害者らが嘆願書--。
『カレー毒物混入事件』が起きた和歌山市園部地区をずっと見守ってきた警察官が来春、定年退職を迎える。
地区を管轄する有功(いさお)交番の所長、丸山勝警部補(59)。
事件後の不安な日々を支えてもらった被害者らは厚い信頼を寄せ
『もう少しそばにいてほしい』
と『和歌山県警』に継続勤務を求める嘆願書を出した。
夏祭りで振る舞われたカレーに『猛毒のヒ素』が入れられ、4人が死亡、63人が急性中毒になった事件から10年を迎えた25日。
制服姿の『丸山さん』は朝からいつも通り交番勤務についた。
若い交番員にあれこれ指示を与え、事件の捜査に送り出した。
事件で娘の●●さん(当時16)を亡くした、■■さん(58)は、郵便受けに『パトロールカード』が入っているのを見るとほっとする。
今月10日、異常がなかったことを伝えるカードに
『変わったことはないですか 丸山』
と書き添えられていた。
前夜は家族の帰りが遅く、午前1時すぎまで玄関の明かりをつけていた。
『わずかな違いにも気づいてくれる。安心して頼れる人なんよ』
夫の◆◆さん(当時64)を失った★★さん(71)も同じ思いだ。自宅の門が知らないうちに開いていいるなど身の回りに不安を感じると、すぐに『丸山さん』の携帯電話に連絡する。
和歌山東署刑事課の『暴力団対策係長』だった『丸山さん』は、カレー事件が起きると捜査本部に招集され、99年2月から被害者支援を担当。
01年秋、異動希望用紙に
『有功交番で被害者支援を続けたい』
と書き、02年春に実現した。
暴力団担当の刑事を『20年』余り続け
『マル暴捜査では誰にも負けない』
と自負してきた、その仕事に未練もあったが
『園部地区の人らを、このままほっとけない』
との思いがまさった。
休日も含めて毎日、園部地区を訪ねた。
昨秋、刑事時代の実績も合わせて評価され、『近畿管区内優秀警察職員』の表彰を受けたが
『警察官としての仕事を粛々とやっているだけ』
と気負いはない。
『ぼちぼち出さんと間に合わんのとちゃうか?』
今年5月、『丸山さん』の継続勤務を求める嘆願書を出す話が持ち上がり、2日間で地区内の遺族・被害者世帯のほぼ全員にあたる『88人が署名』した。
定年後も働ける再任用の制度などがある。
『10年の長きにわたり、私たちの心を支えて下さいました丸山さんに、引き続き有功交番で勤務していただき、いましばらく私たちの力になって頂きたくお願い申し上げます』
丸山さんには内緒で、数人が県警本部と和歌山東署を訪ねて提出した。
被害者の一人は
『嘆願がかなうかどうかは別にして、感謝の気持ちだけは伝えたかった』
と語る、ただ、迷いもあった。
『私ら、丸山さんの人生を変えてしもた』
そのうえ、定年後のことまで厚かましく要求していいものか……。
6月上旬、携帯電話に丸山さんからメールが届いた。
『本部と東署に行ってくれたんだってな。ありがとう』
思わず涙ぐんだ。
『顔つきが柔らかくなったね』
丸山さんはある日、妻からこう言われた。
『事件解決が第一』だった刑事時代には想像もしなかった遺族や被害者の心の痛みに触れるうち、自然とそうなったのかもしれないと思う。
嘆願書の結果がどうなるかわからないが、引退したとしても、園部地区には顔を出し続けるつもりだ。
『刑事をやめて、よかったと思う。自分の警察官人生は、間違っていなかった』
(::´Д`) { 『人生間違ってなかった』かあ・・・人生間違いだらけのおじぃちゃんは、何を誇れるのだろう・・・・・・・・・・・・・・うん、ないね(即答)
『カレー毒物混入事件』が起きた和歌山市園部地区をずっと見守ってきた警察官が来春、定年退職を迎える。
地区を管轄する有功(いさお)交番の所長、丸山勝警部補(59)。
事件後の不安な日々を支えてもらった被害者らは厚い信頼を寄せ
『もう少しそばにいてほしい』
と『和歌山県警』に継続勤務を求める嘆願書を出した。
夏祭りで振る舞われたカレーに『猛毒のヒ素』が入れられ、4人が死亡、63人が急性中毒になった事件から10年を迎えた25日。
制服姿の『丸山さん』は朝からいつも通り交番勤務についた。
若い交番員にあれこれ指示を与え、事件の捜査に送り出した。
事件で娘の●●さん(当時16)を亡くした、■■さん(58)は、郵便受けに『パトロールカード』が入っているのを見るとほっとする。
今月10日、異常がなかったことを伝えるカードに
『変わったことはないですか 丸山』
と書き添えられていた。
前夜は家族の帰りが遅く、午前1時すぎまで玄関の明かりをつけていた。
『わずかな違いにも気づいてくれる。安心して頼れる人なんよ』
夫の◆◆さん(当時64)を失った★★さん(71)も同じ思いだ。自宅の門が知らないうちに開いていいるなど身の回りに不安を感じると、すぐに『丸山さん』の携帯電話に連絡する。
和歌山東署刑事課の『暴力団対策係長』だった『丸山さん』は、カレー事件が起きると捜査本部に招集され、99年2月から被害者支援を担当。
01年秋、異動希望用紙に
『有功交番で被害者支援を続けたい』
と書き、02年春に実現した。
暴力団担当の刑事を『20年』余り続け
『マル暴捜査では誰にも負けない』
と自負してきた、その仕事に未練もあったが
『園部地区の人らを、このままほっとけない』
との思いがまさった。
休日も含めて毎日、園部地区を訪ねた。
昨秋、刑事時代の実績も合わせて評価され、『近畿管区内優秀警察職員』の表彰を受けたが
『警察官としての仕事を粛々とやっているだけ』
と気負いはない。
『ぼちぼち出さんと間に合わんのとちゃうか?』
今年5月、『丸山さん』の継続勤務を求める嘆願書を出す話が持ち上がり、2日間で地区内の遺族・被害者世帯のほぼ全員にあたる『88人が署名』した。
定年後も働ける再任用の制度などがある。
『10年の長きにわたり、私たちの心を支えて下さいました丸山さんに、引き続き有功交番で勤務していただき、いましばらく私たちの力になって頂きたくお願い申し上げます』
丸山さんには内緒で、数人が県警本部と和歌山東署を訪ねて提出した。
被害者の一人は
『嘆願がかなうかどうかは別にして、感謝の気持ちだけは伝えたかった』
と語る、ただ、迷いもあった。
『私ら、丸山さんの人生を変えてしもた』
そのうえ、定年後のことまで厚かましく要求していいものか……。
6月上旬、携帯電話に丸山さんからメールが届いた。
『本部と東署に行ってくれたんだってな。ありがとう』
思わず涙ぐんだ。
『顔つきが柔らかくなったね』
丸山さんはある日、妻からこう言われた。
『事件解決が第一』だった刑事時代には想像もしなかった遺族や被害者の心の痛みに触れるうち、自然とそうなったのかもしれないと思う。
嘆願書の結果がどうなるかわからないが、引退したとしても、園部地区には顔を出し続けるつもりだ。
『刑事をやめて、よかったと思う。自分の警察官人生は、間違っていなかった』
(::´Д`) { 『人生間違ってなかった』かあ・・・人生間違いだらけのおじぃちゃんは、何を誇れるのだろう・・・・・・・・・・・・・・うん、ないね(即答)