岩手・宮城内陸地震を起こした断層近くの温泉で、地震の発生前に湯量や温度が変化していた。 | おじぃちゃんの事件簿

岩手・宮城内陸地震を起こした断層近くの温泉で、地震の発生前に湯量や温度が変化していた。

岩手・宮城内陸地震を起こした断層近くの温泉で、地震の発生前に湯量や温度が変化していたことが、旅館主らの話で分かった。


『地震の予知につながる可能性がある』


として、東北大学理学部地学専攻の大槻憲四郎教授が1日から調査を始めた。


湯量が変わったのは断層の南側で震源から約30キロにある宮城県鳴子温泉の旅館『弁天閣』の源泉。


地震前日の13日午前7時ごろ、通常1分間70リットルの源泉の湯量が1.5倍ほどに増えていることに、旅館主の菊地武信さんが気づいた。


菊地さんは『50年間こんな変化はなかった』と話す。


また、断層の北側で震源から約2キロにある岩手県一関市祭畤の旅館『かみくら』の源泉では、地震1カ月前の5月中旬ごろから42度だった湯温が上がり始めた。


1週間前の6月初旬には47度になり、色も普段の黄白色に茶色が混じったという。


大槻教授は1日、鳴子温泉を訪れ、聞き取り調査を始めた。


温泉の変化と地震との関連について

『地震の前に岩盤にひび割れができ、より深い層の熱水が源泉に流れ込んでいた可能性がある』

とみている。


今後、断層そばの各温泉を調査し、地震の予知の可能性や地震の発生の仕組みについて研究したいとしている。