《Alicia Keys》今のポップ・ミュージックは「泣きたくなるほど虚しい」 | おじぃちゃんの事件簿

《Alicia Keys》今のポップ・ミュージックは「泣きたくなるほど虚しい」

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R&B界の若き天才歌姫

『アリシア・キーズ』

が、ポップ・ミュージックの現状を嘆いている。

彼女いわく、あまりの惨状に“泣きたくなるほど”だそうだ。


アリシアはラジオを聴くに堪えないと告白。

現在リリースされているポップ・ソングの大半は、意味がないものだからと、その理由を語った。



「今、私たちは、すぐさま満足を与えてしまう時代にいるわ。

それが全体の雰囲気をぶち壊しているのよ。

そのせいで、あまりに便利で簡単すぎる世の中になって、ヒドいことになってるの。

いつでもどこでも、どんな曲でも見つけることができるんだもの。

どうして買う必要があるっていうの?」

とアリシア。

続けてこうも嘆いている。

「それから、この問題の核心には、人々がもはや何かを感じようという気にさえさせられなくなっているという事実があるわ。

だから、今の大半の音楽は虚しいのよ。

そんなものを私たちは毎日、押しつけられている。

まったくもって無意味だわ。

1時間もビデオを見たり、ラジオを聴いたりしてれば、泣きたくもなるわよ」。


と、言って天を仰いだ。



●Alicia Keys



ニューヨークのマンハッタン生まれ。

ニューヨークに生まれ育った彼女は多くの音楽的影響を受けた。

中でも「他のことは投げ出してもいいけどピアノのレッスンだけは続けなさい」と言い続けた母親の影響&サポートは最も大きいという。

またマンハッタンの『PROFESSIONAL PERFORMING ARTS SCHOOL』で彼女が専攻していたコーラスの先生もアリシアに多くのアドバイスを与えてくれていた。

彼女は飛び級により16歳という若さでハイスクールを卒業し、その後もコロンビア大学に入学したものの、やはり音楽に集中したいという願いは押さえきれなかったらしい。

幼い頃から『オールド・スタイルのソウル・ミュージック』に惹かれていた彼女の才能は、年齢を超越した鋭い洞察力に基づくソングライティングと、ニューヨークならではのヒップホップ・フレイバーとをミックスさせる形で発展していく。


背中がうずくような歌声、独特のライヴ・パフォーマンス、クラシックの技術をも習得しているというピアノなどが融合し、アリシアは’01年、期待のニュー・アーティストとしてデビューした。


彼女の才能にはそれ以前から多くのレコード・レーベルが注目、まずは『COLUMBIA RECORDS』と契約し、サントラ『MEN IN BLACK』に「DAH DEE DAH(SEXY THING)」で参加。

しかしアルバム・リリース前の’98年、『クライヴ・デイヴィス』の誘いにより『ARISTA RECORDS』へと移籍する。

14歳の頃からアイデアを練り始めていたデビュー・アルバムの制作をスタートさせ、まずは映画『SHAFT』のサントラに「ROCK WIT U」を提供。

そんな中『クライヴ・デイヴィス』は新レーベル、『J RECORDS』を設立。

アリシアもクライヴとともにJ RECORDSに移籍し、引き続きデビュー・アルバムを制作した。


デビュー・アルバム『songs in A minor』は、’01年6月26日に全米で発売され、爆発的なセールスを記録。

そして同年7月14日付ビルボードのナショナル・アルバム・チャートでは、『エミネム』率いる『D12』をトップの座から引きずり下ろし、初登場1位という偉業を成し遂げる衝撃的デビュー飾った。