原因不明の脳炎流行、子供の死者約5百人/インド北部 CNN/AP | おじぃちゃんの事件簿

原因不明の脳炎流行、子供の死者約5百人/インド北部 CNN/AP

CNN/AP
ラクノー――インド北部、ウッタルプラデシュ州などの医療行政当局者は6日

原因不明の脳炎が今年、北部州で広がり、これまで約500人の児童が死亡したと述べた。

被害はさらに悪化する見通しだという。


被害がひどいのはウッタルプラデシュ州でこれまで484人が死亡

特に11月だけで100人超が亡くなった。

襲われるのは子供だけで、同州東部から新たな発症例の報告が多発している。

州政府当局は、脳炎の原因解明を急いでいる。


人口が約1億8千万人のウッタルプラデシュ州は貧困層が多く、近代的な医療サービスを受けられる環境には恵まれていない。

過去にも脳炎被害に襲われている。

また、子供が発症してからも伝統治療に頼る家庭が多く、病院に来た時は既に手遅れの例が目立つ。

日本脳炎に関してはワクチン投与の対策が進み、今年の犠牲者は数人のみで、2005年の1400人以上からは大きな改善となっていた。


●おじぃちゃんの『おまめ知識』


Q1『日本脳炎とは、どのような病気ですか?』


A1『日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患です。ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖された後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)などがヒトを刺すことによって感染します。

東アジア・南アジアにかけて広く分布する病気です』



Q2『日本脳炎の症状はどんなものですか?』


A2『ウイルスを持つ蚊に刺されたあとも症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんど(過去には、100人から1000人の感染者の中で1人が発病すると報告されている)ですが、症状が出るものでは、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)を生じます。

大多数の方は、無症状に終わるのですが、脳炎を発症した場合20~40%が死亡に至る病気といわれており、幼少児や老人がかかると やっかいな病気です』