分杭峠 パワースポット | おじぃちゃんの事件簿

分杭峠 パワースポット

倖田來未の『愛のうた』大サビラストバージョンの着うたが流れた…


ん?誰だ?

携帯を見る、着信、『姉さん』の文字



なんだ?めずらしいな…



テンションの高さだけは、誰にも負けねーそれが俺のモットーだ

じじ『よぅ!お久しブリリアントグリーン』



姉『もしもし!おじぃちゃん、パワースポット行ったんだけど、すごいとこだったよ!』



姉さんの声はワナワナふるえ興奮していた。




じじ『パワースポット?なんの話よ?』




姉は、コンボ技を叩き込むように説明を始めた…






姉『うん、長野県伊那市長谷(旧長谷村)と下伊那郡大鹿村との境にある峠にさ、分杭峠(ぶんぐいとうげ)と呼ばれている場所があるの!』



やけにテンションが高い、姉のテンションを下げないように、興味津々で聞いてあげた


じじ『ぶんぐいとうげ?聞いたことないなぁ…』






姉の、流れるようなコンボ技は、まだまだ止まらないみたいだ、大丈夫、俺のヒットポイントはまだま半分あるから



姉『うん、この場所は 2つの異なる断層(中央構造線)によって生まれ、数年前には日本で唯一の『ゼロ磁場』が発見さたの』



それにしても電波が悪くて聞こえずらい…




じじ『ゼロじば?なによそれ?てか、今、どこ?電波悪いね、パワースポットの影響?』





姉『ううん、家だよ』






じじ『家かよ、ソフトバンク電波ワリーな、で、ゼロじばって何?』




そう言って、俺は、携帯片手に愛想よく笑った。




姉『うん、地質の異なるプレートが、地球規模の強烈なチカラで互いに押し合ってそのチカラが均等になってる場所 それがゼロ磁場って言うの』




じじ『なるほど、ゼロ磁場ね、強烈な力が押し合いへし合い、取っ組みあいだね』





姉『・・・・・・。』




じじ『ノーリアクションかよ!ペヤングソースヤ・キ・ソ・バ・てか、ゼロ磁場だからパワースポットってわけ?』




姉『う~ん、中国政府公認の気功師が調査して、発見したのが、分杭峠のゼロ磁場らしいから、気功師だけに、気が出てるんじゃないかな?感じる人は、手がピリピリ痺れたりするみたいだし』



俺はタバコに火をつけ、おもいっきり煙りを吸い込み、ため息と一緒に吐き出した…ふぅ~宮地まおたん(女優)とパワースポット行きたいな…



今、鏡を見るのはやめよう、きっと切ない顔してるから…俺はもう一度、煙りを吸い込み、天井めがけて煙を吐き出した、そして、そのままベッドに後ろ向きで倒れ込む、ドサッて音が耳にここちよく響いた

天井を見つめ俺は言った


じじ『…よくわからんけどなんだか、おもしろそうだね、明日、俺も行ってみよっかな』




姉『うんうん、オススメするよ!パワースポット行ったら、ミラクルあるかもよ~』



なんかテンション上がってきた、今なら、アスカ・ラングレーだって口説けそうだ


じじ『で、パワースポッに行った感想は?』






姉『頭痛くなったよ、でも空気が違った!』



姉が笑った

俺も笑った



タバコの煙りは、出る場所を失い部屋の中で息をひそめる、退屈な休日にトドメを刺すように、雨は降り続ける…


明日は晴れるのだろうか?



じじ『明日、マジ行ってみるよ!くわしい場所メールで教えてよ』





コチラが姉が送ってくれた写真と道案内↓



駐車場の下に歩いて行く道があるよ、分杭峠の看板あるから










わかりにくっいっぺ・・



では★