おじぃちゃんのどうでもいぃ知恵袋…『私の頭の中の消しゴムの元ネタ』
韓国映画『私の頭の中の消しゴム』は、永作博美主演のTVドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」を基にして制作されたんじゃよ。
以上、おじぃちゃんのどうでもいぃ知恵袋でした。
はい、というわけでね、じぃの泣ける映画No.1の韓国映画『私の頭の中の消しゴム』の来日記者会見をお伝えしようかのぅ…。
2005年8月9日(火)、都内ホテルにて『私の頭の中の消しゴム』来日記者会見が行われたんじゃ。
会場には400人を超える報道陣が殺到!熱気ムンムンの中、登壇した主演チョン・ウソン、イ・ジェハン監督は撮影時の苦労や、思い入れのあるシーンなどについて30分に渡りシッポリ語ったんじゃ…。
そして、最後に本作品の元となったTVドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」で主人公を演じた永作博美さんが花束を贈呈。
それぞれの印象など、和気あいあいとした雰囲気で盛り上がったんじゃよ。
では、来日記者会見の模様を…。
●ご挨拶
イ・ジェハン監督:
今日は、お招きいただきありがとうございますハムニダ。
童話のような映画にしたいと思い作った映画が、こうして日本でも多くの関心をいただいていることにとても感謝しています。
チョン・ウソン:
こんにちは。『MUSA -武士-』という映画で来日してから、日本に来るのは約2年ぶりです。
今回も皆さんが大歓迎して下さり嬉しく思っています。
前回来日したときに「次の作品は何ですか?」と聞かれて、「次はラブストーリーですよ。」と言ったところ、「それは良かった。是非、出演して欲しい。」と言われました。
というのも、日本の人々はメロドラマ、ラブストーリーに大きな関心を寄せているという理由があったからです。
いずれにしても、皆さんとまた会えたことを嬉しく思います。ありがとうございます。
●コーラを飲むときの「グィ」という音がとても印象的でしたが、お二人とソン・イェジンさんとは、あの音を出すのにどんな苦労をなさったのでしょうか?
チョン・ウソン:
あのシーンでは意図的に音を出そうと意識すると逆に上手くいかず、喉が詰まるような音ばかりが出てしまいました。
でも私の場合は男なので、比較的上手くあの音が出せたと思います。
でもたくさん飲みましたね、たしか缶で8本ぐらい飲んでいたと思います。
ソン・イェジンさんは女性なので、あの音を出すのがとても大変だったようです。
●チョン・ウソンさんの頭の中にも消しゴムがあったとして、一番消えて欲しくない思い出、記憶や人物は何でしょうか?
逆に消してしまいたい思い出、記憶や人物がいましたら教えて下さい。
チョン・ウソン:
私の存在があるのは過去があるからだと思っているので、消したい記憶はないですね。
過去とは、つまり思い出であり記憶という言葉に置き換えられると思います。
記憶とは、ロウソクのようなもので、ロウソクを積み上げていって、気に入らなければ消してしまうということです。
私にとって記憶を一つずつ消してしまうことは、真の私の姿を消してしまうことだと思っています。
他の物が全て消えてしまっても、一つだけ残したい物はやはり愛や愛する人ですね。
●イ・ジェハン監督にとって初めての長編大作ですが、何か苦労されたことがありましたらお聞かせ下さい。
イ・ジェハン監督:
映画作りそのものに苦労がつき物なので、これからも撮るにあたっては苦労することがあると思います。
今までニューヨークで撮ってきて、その後ソウルに帰ってからも撮っていますが、その作業過程にはそれほど大きな差はありません。
監督さんたちは、皆同じ苦労をされていると思います、なので映画を撮るにあたっては、特別な苦労はなかったと感じています。
●昨日、来日された際は羽田空港で多くのファンが出迎えていましたが、いかがでしたか?
また、座右の銘がありましたら教えて下さい。
チョン・ウソン:
昨日は本当に多くの方が空港で待っていて下さり本当に嬉しかったです。
日本の方たちを見ていると、私は謙虚な気持ちになります。
映画が好きで演技しているだけの私に、無条件的な愛を捧げてくれていることに本当に感謝しています。
また、座右の銘というほどはありませんが、いつも心の中で唱えている言葉は“尊重”という言葉です。
物であれ、人であれ、場所であれ、何に対しても尊重する気持ちが大切だと思っています。
●これまで男っぽい映画に出演することが多かったチョン・ウソンさんが、今回本格的な恋愛映画で、感性豊かな映画に出演されました。
何かご自分の中で、変わったことや発見したこと、感じたことがありましたら教えて下さい。
チョン・ウソン:
私は20代の頃から、メロドラマやラブストーリーに興味を持っていて、影響を受けてきました。20代の頃、ラブストーリーで演技をしたかったのですが、実際は男の友情の中で女性への愛情を表現するという、いわゆるアクションラブストーリーが多かったです。
私は『ビート』という映画に出演して以来、ラブストーリーに出演してみたいと思っていたのですが、韓国映画界ではこういった映画が企画されることがあまり無く、出演するチャンスも無かったので、喉の渇きを覚えるような気持ちで待ち望んでいました。
この気持ちが最も高まったのが『MUSA -武士-』に出演した後です。
出演する作品数も増やしたいという気持ちがあったので、益々ラブストーリーに出演したいと思っていました。
しかし、当時の韓国で出回っていたシナリオは、コメディ中心となったドラマでした。
私は元々シリアスなラブストーリーが好きなので、そういうシナリオを待ち望んでいたところ、イ・ジェハン監督から『私の頭の中の消しゴム』のシナリオをいただきました。
本当に嬉しくて、出演を決めました。
●最も印象に残っているシーンとその理由をお聞かせ下さい。
イ・ジェハン監督:
すべてが印象深かったのですが、特に印象に残っているのはエンディングのコンビニのシーンです。
私はシナリオを書く際、エンディングシーンを想像しながら書いていたので特にそのシーンが印象深かったです。
チョン・ウソン:
私もコンビニのシーンも好きですが、シナリオを読んだときに一番感動したのは、やはりラストシーンですね。
あのシーンは悲劇的な状況であるにも関わらず、どこかで希望を持たせてくれます。
二人がどこかに向かって旅立って行くという姿を見せることで、希望を与えてくれる点が非常に良かったです。
一般的な韓国映画は深刻なものが多いので、どうしても観客に泣いてもらおうと涙を要求する内容が多いです。
しかし、このシナリオを読んだとき、エンディングシーンが非常に切ないけれども、見えない希望を探して旅立って行く若い男女の姿を美しく思い、美しい涙を流せるのではないかと思いました。
ここで、本作品の原作となった日本テレビ系ドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」で主演を務めた永作博美さんが登場…。
お二人に花束を贈呈し本作の感想を、またチョン・ウソン、イ・ジェハン監督はドラマから受けた印象について語りました。
永作博美:
物語を非常に真摯に捉えてくださり、懐かしいシーンもいっぱいありました。
気持ちを途切れさせない演出方法をなさっていて、そこにも関心を持ちました。
ドラマの中で「私の頭の中には消しゴムがあるの。」というセリフがあったのですが、それをそのままタイトルとして使っていただいたことが非常に嬉しかったです。
イ・ジェハン監督:
シナリオを書く前にドラマを見ましたが、このドラマ自体の素材、純粋な愛、そして記憶、魂といったものをこの映画に活かせればいいなと思いましたし、大切にしました。
映画化するということは、ある意味原作を忘れなくてはならず、忘れようとしたことも確かです。
チョン・ウソン:
実は、撮影前はドラマを見ないようにしていました。
というのも、ドラマを見てしまうとその影響を受けすぎてしまうからです。
ドラマは撮影後にDVDで観ました。
ドラマ制作から数年経っていますが、永作さんは全然変わってらっしゃらないですね。
確かドラマの一回目だったと思いますが、水に浮かんでいるシーンがあったと思います。
夢の中のような幻想的な印象を受けたのですが、その姿がとても美しいと思っていました。
実際にお会いしても、実物もとてもお綺麗で、今日は花束までくださり、そして一緒に参加してくださったことに感謝しています。
さらに『私の頭の中の消しゴム』を見て、賞賛の言葉ををいただいて本当にありがたく思っています。
そして、この映画が原作の印象からあまりかけ離れていないことを願っています。
この場では、私がチョルスで、永作さんがスジンですね。 笑
■最後のラストシーンでは、じぃも号泣して昇天したのぅ…。涙
ちなみにPure Soul ~君が僕を忘れても~では永作博美さんの妹役は、長澤まさみちゃんでした。
最期に一句
『ボケたなら、ツッコミ必要、スジンだょ』
ではでは☆
